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自分たちの手で創り上げていく。『まだ、名もなきレモネード』キッチンカー始動までの道のり

株式会社百章が運営する『まだ、名もなきレモネード』は、2021年5月1日、京都府宮津市の「スペースハマカゼ」にて間借りでオープンしました。

洋菓子店くまの隠れ家ひだまりさんと一緒に出店していました。

オープン当初は毎週土曜日のみの営業でしたが、たくさんの方にご要望いただき、翌月から土・日・祝と営業するようになりました。

そして今年、2022年1月からキッチンカーでの営業を開始。現在は宮津まごころ市前での通常営業だけでなく、近隣のイベントにも出店できるようになりました。

今回は、そんな『まだ、名もなきレモネード』のキッチンカー改修の過程を紹介したいと思います。

まずは内装の壁紙から

もともとの白い壁紙はポロポロ剥がれている部分もあったので、一度全部剥がすところからスタート。 

剥がすのもなかなかに難しくて一苦労。

剥がし終えたら、長さを測って新しい壁紙を貼っていきました。

シートを綺麗に貼るためのローラーがなかったので、スリッパで代用(笑)。
思ったより上手く貼ることができて一安心。

なかなかお洒落な感じに仕上がったのではないかと思います。

余談ですが、たしかこの日はクリスマスの次の日で、まだ12月なのにここまで降るか!というような大雪でした。みんなで「寒い寒い」言いながら作業したのも良い思い出です。

塗装作業も自分たちで挑戦

塗装作業に関しては、いろいろな方に「業者にお願いしたほうがいいよ」とアドバイスいただいたのですが、業者に頼むとそれなりの経費がかかってしまうのと、納期も長くかかってしまうので、自分たちでやってみることに!

もともとは真っ白のキッチンカーでした。

YouTubeで塗り方を見たり、ネットで必要な準備物や塗料を調べたりしながら準備を進めました。

また、京都府北部を中心にキッチンカーで活動されているadrianoさんも、自分たちで塗装されたということで、いろいろとアドバイスをいただきました。

ここからは写真付きで下準備~塗装~乾燥~完成まで順番に紹介していきたいと思います。

最初に塗料を定着しやすくするため、やすりで表面を荒らします。
その後、塗料をつけたくない部分にマスキングテープを貼ります。

黄色のマスキングテープを貼っているところです。
タイヤもシートで覆います。

次に、色のりしやすくするために下地液を塗ります。

下地液を全体にまんべんなく塗っていきます。

いよいよ塗装1回目。

紺色を買ったはずなのに緑色で心配になった1回目。

乾いたら、塗装2回目。

暗めの緑になってきました。

乾かす、塗装、乾かす…を繰り返し、塗装5回にしてやっと理想の色に!! 

理想の紺色になって喜んでいます。

さすがに5周もしたので腕がプルプルしましたが、無事、百章のイメージカラーの紺色に仕上がりました! 

5回も重ね塗りしなければいけなかったのは、たぶん塗料を薄めすぎていたから。本当は2~3回で十分なようです。これもいい勉強(笑)。

オーダーメイドの雨除けをつける

内装、外装がひと段落し、見栄えは良い感じになったのですが、まだ万全装備ではありませんでした。

雨除けがないために、雨の日お客さんに待っていただくスペースがない。それどころか雨が車内に吹き込み、レモネードをつくっている場合ではない!という日が何度かあったのです。

1月~2月は雪が吹き込んでくることもありました。

これでは営業できないので、地元の桑原建築さんにお願いし、オーダーメイドで雨除けを作っていただきました。

車体の大きさに合わせて折りたたんで収納できることや、出し入れに力がいらないこと、風で飛んでいかないことなど、たくさんのことを考慮して制作してくださいました。

晴れた日は、日よけにもなります。

これ以降は、安心して雨の日も雪の日も営業できるようになりました。 

ぜひイベントに呼んでください!

キッチンカーで営業できるようになってからは、イベント出店の機会も増えました。

この半年で、宮津市でのイベントはもちろん、与謝野町、京丹後市など、近隣の市町村で開催されるイベントにも出店させてもらっています。

今後、福知山や舞鶴方面にも出店できる機会があればと考えています!

イベント等出店させていただける場所がありましたら、『まだ、名もなきレモネード』のInstagramFacebookなどにメッセージいただけると幸いです。

みなさんといろいろな場所でお会いできることを楽しみにしています!

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