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山林管理部について

こんにちは。
粛々と未来の山を創る最強戦力、齋藤です。
今回は、私が所属する「山林管理部」について少し紹介させてください。

山林管理部の主なミッションは、西粟倉村が掲げる「百年の森林構想」に基づき、管理が行き届いていない山林を集約して定期的に間伐を実施することです。

間伐とは山林を育成するために行う間引き作業のことで、弊社では年間約100ヘクタール(小皆伐を含む)行っています。西粟倉村では形質の悪い立木を中心に間引き、混んで窮屈になった暗い林内に光を入れることで山を育てています。形質の悪いものを定期的に間引き、より形質の良いものを作っていく。高品質でおいしい野菜を育てるのと同じ理屈です。間伐は農業でいうところの摘果作業に当たります。

間伐を行うには、面積の小さい森林をなるべく大きなまとまりにして施業することが非常に重要になってきます。複数の山を一体的にまとめた施業地を「団地」と呼び、団地化することで効率的な森林整備が可能になります。弊社ではプロジェクトマネージャー制を導入しており、団地ごとに担当者を設置して団地運営のために必要なあらゆる業務を行っています。

担当者は団地運営業務を一括して務めるので、そのタスク量は膨大なものになります。そこで現在はRedmineというタスク管理ツールを導入し、タスクの見える化を精力的に行いながら日々業務の効率化に力を入れています。

 株式会社百森には山林管理部だけでなく、他にも苗木生産、山林活用、総務といった部署があります。それぞれが山林管理を行っていくためには必要不可欠なものです。

この先、西粟倉村の山をどんな風に仕立てていくか模索しながら、50年後100年後の人と森が共にある社会の実現を見据えて今日も粛々と未来の山を創っています。



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