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ひゃっほい日記

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ちょっとした試み
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#日記

20240813 ついに

ついに手を出してしまった なんだろうこの違和感は 肉体的変化はない なんというか身の引き締…

20240806 現実と寓話

長い息を吐いて気持ちを落ち着ける。ここまでおよそ一時間半。身体から絞り出た水分が全身を伝…

20240802 1998

はぁはぁはぁはぁ どんどんスピードが上がる。太ももを上げるたびに飛び散る汗がさらに拍車を…

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20240801 ここ

何の感情も持たないものに憧れるんだ。 じゃあ、今すぐ人間をやめて、ロボットにでも何でもな…

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20270731 光

光がある。 それは単純なマイナーコードから始まる。抑揚のない和音が何度も鍵盤に叩きつけら…

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20240726 にほひ

右肩から匂いがする。 試しに左肩を嗅いでみるが、特に匂いはしない。やはり、右肩から匂いが…

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20240725 蝙蝠傘の女

ほんの少しだけ奇妙な話。 朝の河川敷コースは道路と交差しているところが何箇所かある。なので、信号を回避するため、土手から一旦川辺に降りてまた登り返すということをしている。だが、ここ最近雑草の茂りが凄く、他に回避場所はないだろうかと探っていたところ、川とは反対側の道路に降りて回避できるコースを発見した。 土手と交差する道路の下に20mほどのトンネルがある。車一台分が通れるほどの狭いトンネルだ。朝は地元の方の抜け道となっているのか、意外と車の往来があるので気をつけなければなら

20240724 ぬくもり

何世代も前から続く遠い記憶、あるいはこの先に待ち構えている遠い記憶がふとした瞬間に蘇るこ…

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20240723 ほんの数秒の出来事

何気ない日常の出来事が、なぜか強く記憶に刻まれることがあると思う。 数日前のことだ。 い…

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20240718 oboe

オーボエの音色が好きだ。 と言うのも、今朝河川敷を走っている時にオーボエの音色がどこから…

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20240717 フォイ

えっ、何だって。うまく聞き取れなかったので、もう一度言ってもらえませんか。 フォイです。…

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20240716 青いヨット その2

軽快なリズムにのせてあげる。水面を走る青いヨットをイメージしながら。でも決して慌てたりは…

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20240501 公園にて

「なるほど。確かにキミの話には一理ある。何事にも表裏がある。光があれば闇もある。ただね。…

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20240417 二人組

二人組が家に押しかけてきた。 一人は青い作業着を着た痩せぎすの男で、もう一人は白いジャケットを羽織ったラグビーでもやっていそうなガタイの良い男だ。 どうやらガスの点検作業らしい。どかどかと室内に上がりこんだかと思うと、彼らは部屋をぐるりと一周し、小声で何かをぼそぼそと話している。 明らかにガス会社の人間の風体ではなかったので、警察に通報しますよと警告してみる。しかし、痩せぎすの男はニヤリと歯を見せただけで特に何も話さない。 その二人組は特に何をすることもなく、また来ま