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情報に埋もれて安心したいだけ|読んだよって話10(4/1〜4/30)

時間があるからたくさん読めているのか、読みたい気持ちが強いからなのか。どっちもか。



4月1日(月)
JK、インドで常識ぶっ壊される | 熊谷 はるか

インド。お恥ずかしながら、行ったこともないし、行きたいと思ったこともない。ポップなタイトルに惹かれて手に取った。

十分な教育を受けるには、それなりのお金がいる。それを再度知らされたような、がつんと。私はだいぶ恵まれた環境にいたんだな、と思う。大学まで通わせてもらったし。私に子どもができたとして、十分な教育を受けさせてあげられるだけの蓄えを持っているだろうか。絶対に無理だ。自分一人を生かすだけでも大変なのに。今はいろいろな教育サービスがあって、お金よりも情報を持っているかどうかが鍵になるのかな、とも思う。

でもその情報を手に入れるためにも、ある程度のお金は必要なんだよなあ。多分この本が伝えたいことからはずれている気もするけど、私はこう感じた。


4月2日(火)
ライオンのおやつ | 小川 糸

自分の人生の舵は自分で取るしかない、とは言われるけれど、結局最後は運任せなのかな。だからといって、ずっと身を任せていればいいってもんでもないんだろうけど。ここまでやったんだから、あとはどうなってもいいや、という心持ちで生きるのがいいのかなあ。

前読んだ時は単純に小説の世界を楽しめていたのに。やっぱり読む時の自分の状態って影響するんだな。


4月3日(水)
ひとりだから楽しい仕事 日本と韓国、ふたつの言語を生きる翻訳家の生活 | クォン・ナミ(著)、藤田 麗子(翻訳)

娘さんの靜河(ジョンハ)さんとの関係性もいいなあ。というか、娘さんが立派すぎて。

翻訳の仕事、本当に本当に大変そうなんだけど、なんでか憧れを抱いてしまうんだよなあ。というか、どんな仕事でも、楽しそうに続けている人に憧れてしまう。


4月5日(金)
ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた | Sidow

結局、「早寝早起き」「糖分を摂りすぎない」「お酒飲みすぎない」「健康的な食生活」「適度な運動」「感じたことを分析する」とかが大事ってことはね、わかっているんですよ〜〜〜。そろそろ自分の取説作らんとなあ。


4月6日(土)
日本の異国 在日外国人の知られざる日常 | 室橋 裕和

日本にこんなに異国のコミュニティがあるのを知らなかった。中国、韓国、タイ、ベトナムあたりはなんとなく多そうとは思っていたけれど、ミャンマー、モンゴル、インドとかは思いつかなかった。ものすごい勉強して、というか根がまじめで、優秀な人がたくさんいる。母国に住んで胡座かいてるだけじゃだめだなと強く思った。


4月11日(木)
習慣が10割 | 吉井 雅之

早寝早起きを習慣化したい理由ってなんだったっけ…。毎日健康に、自律神経整えて暮らしたかったからだよな。あと時間を有意義に使って自己研鑽をしたかった。じゃあ自律神経整えたいのはなぜ?と言われると、小さなことにクヨクヨしてもうやだ〜〜〜うわ〜〜〜ってメンタルが沈む状況をなくしたかった。自己研鑽したいのは?については、今後の人生を生き抜いていく上で、幅広い知識をもっておきたかった。子孫ができたときに、こういう生き方もあるよって教えてあげたかった。なぜ過去形なのか。あげたいんだよ。


4月15日(月)
パリの朝食はいつもカフェオレとバゲット | 国末 則子

国名が入っている本をなぜか多く手に取っていた時期。フランスでの生活がどんな感じなのかわかる。教育制度とか、保育のこととか、どのような制度・法律があるのか、触りがわかっていい。最初っから難しい単語ばかり並んでいたら興味持てないから。


4月16日(火)
ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか | キューリング 恵美子

ドイツにも落第制度あった。


4月19日(金)
フランス人は人生を三分割して味わい尽くす | 吉村 葉子

メリハリ!大切にしていきたい。にしても、「フランス」がタイトルに入る本、自己啓発多めやな。


4月27日(土)
すばらしい人体ーーあなたの体をめぐる知的冒険 | 山本 健人

いや〜〜〜大学の時に出会わなくてよかった本(学生の頃はちょっとしたことでもすぐ病気だ!と思っていたので)。ところどころヒュッと肝が冷える描写もあって、ドキドキしたけど完読。でもおおかたグロくないし、人体の神秘を垣間見ることができて面白い。

もっと自分のからだ大事にしよって思った。アレルギーも大きな病気も事故もなく、ここまで元気に生きてこられたのはまぎれもなく私のからだのおかげですから。


4月27日(土)
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか | ジョージ・S・クレイソン(著)、大島 豊(翻訳)

金融系YouTuberがこぞっておすすめしていた本。やっと読んでみた。

舞台がバビロンなので文体がかなり独特だけど、気負わず読めた。やっぱりどの本にも、収入の10%を貯金するところから始めろって書いてあるなあ。


4月28日(日)
サエズリ図書館のワルツさん 1 | 紅玉 いづき

母からおすすめしてもらった本。図書館戦争よりも現実味のある、近未来の話だった。怖くはないけど、なんとなく不気味な雰囲気もあった。近未来だからそう感じてしまうのだろうか。


4月29日(月)
宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み | 古野 俊幸

宇宙兄弟を読み進めている最中だったので。
「コロコロムッタ」の名で呼ばれている、しんどくなったときに情報を詰め込みまくるところ、わかる〜。今本を読みまくっているのは、情報をたくさん摂取して安心したいからなんだろうなあ。

自己啓発とかビジネス書系とかやたら多いし。情報を自らインプットしようというのはいいけど、アウトプットもしていかないとな。理解してるけど、行動に移せないことが多すぎる。例えば、メンタルコントロールとか。いつも笑顔でいたら気持ちが上向きになるという情報は知っていても実践していない。やれ!



4月、13冊。1棚1冊は実践できなかったなあ。図書館で過ごそう、という気持ちにはなれなかったもんね。予約して取りに行くばかりだから、落ち着いて過ごせるマイ図書館を早く見つけたい。

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