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水槽沼にハマってみた

4歳の長男が昆虫やザリガニ採集・飼育に夢中。付き合っているうちに、自分自身も楽しくなってきた。”子どもの楽しみのため”という大義名分の下、一番楽しんでいる父です。

昆虫嫌いで絶対飼わないと言っていた嫁も諦めて、渋々許可を出してくれました。(夜になると飛ぶカブトムシやクワガタの羽音には恐怖を感じているようですが・・・)

我が家の構成は嫁/長女(6歳)/長男(4歳)、そして11月末には次女が誕生予定。昆虫はカブトムシのペア/ノコギリクワガタオス(1匹)/メス(3匹)。彼らも次世代へ命を繋いでくれたので来年の夏が楽しみだ。そして、今回の本題である水槽にはミユキメダカ(10匹)/楊貴妃メダカ(5匹)/ザリガニ1匹がいる。(正確にはいた。。。)

ザリガニとメダカの共生

近所の自然公園で長男と歩道を歩いていた時、良型のザリガニのオスを見つけた。水中ではなく歩道を堂々と歩いているアウトローな佇まい、そしてハサミが大きく、元気だった事に魅力を感じ、その場で飼うことを決めた。でもザリガニだけでは水槽が寂しい。「魚と一緒に飼えないかなぁ」と考えていた際に、メダカとなら一緒に飼えるという情報を見つけた。

https://tropica.jp/2018/04/17/post-14576/

「え?ザリガニとメダカは共生できるの?」っと思った読者も多いだろう。私もそう思った1人だ。でもどうやら可能みたいだ。詳細は上記サイトにあるが、メダカは表層を泳ぐ魚なので、隠れ家があって、ザリガニにしっかり餌を与えておけば、食べられるリスクは少ないらしい。ということで、水槽+濾過装置のセット/ソイル/エアポンプ/エアホース/エアストーン/水草苔付きの流木/ザリガニの隠れ家となる土管を購入して自宅アクアリウムをスタートした。

水草荒らしの犯人

水槽の景観とメダカの隠れ場所を考えて水草を植えたけど、少し時間が立つと上に浮いてきてしまう。犯人はザリガニだ。彼は水中を歩き回るため、せっかく植えた水草を動かしてしまう。まぁよく考えればわかるよね。とりあえずピンセットを追加購入して都度植え直した。また、立派なハサミで水草を切って食べているみたいで、濾過装置に切れ端が引っかかっていた。

メダカの数が減る

夜、部屋の電気を消すと、隠れ場所の土管から外に出てきて暴れまわっているザリガニ。夜の間にメダカ達を食べてしまうのでは?と恐怖を感じながらも、最初の3日目までは無事にメダカ達は生き残っていた。しかし、4日目から数が減る。しかも死骸が見つからない。「犯人は彼(ザリガニ)しかいない!」と思った父は彼の身柄を確保の上、虫かごに隔離した。

それでもメダカの数が減る

狭く透明度の低い虫かごの中で、あのアウトローな姿が見えずらく、窮屈そうだったので、彼にも水槽を与えることにした。水槽+濾過装置のセットとソイルを新たに購入。水深を浅くして呼吸ができるようにする選択肢も考えたが、掃除が面倒なので元々使っていたエアポンプを設置の上、水中で飼うことにした。メダカ水槽からエアストーンを引き上げ、ザリガニ水槽に移そうとすると......なんと水草に複数のメダカの死骸が引っかかっているではないか。しかも見た目は無傷。それでも先入観でザリガニに攻撃されて死んでしまったのだろうと思って、しばらく様子を見ていたところ、また1匹、2匹とメダカが死んでいってしまった。どうやら殺メダカの犯人はザリガニではなさそう。父は誤認逮捕の上彼を隔離してしまったようだ。すまんザリくん。

意外な犯人

原因は特定できていないものの、どうやらエアーポンプにより発生していた水流がメダカを弱らせていたようだ。そのあたりは盲点で、気合を入れて必要以上のスペックのポンプとエアストーンを買った事が仇となった可能性が高い。まだ検証中だが、仮に殺メダカの犯人が水流だとすると、回り回って犯人は父ということになる。コロナ禍で既に隔離されているので、ご容赦願いたい。

自宅アクアリウム

水槽を設置してみると、意外とコストが発生する。金銭的な面はもちろんだが、やってみると面白く時間も取られる。一つの趣味として、これからはプロフィール欄に書けそうだ。コロナ禍のリモートで自宅時間が増える中、自宅で植物を育てたり、昆虫や魚を飼ったりと自然に投資する機会が増えた。そして、やはり人間も動物で自然の一部なんだと思ったりもする。こうなると移住して、大きな家にある庭の池で鯉とかを飼ってみたいもんだと新たな野望が広がる今日この頃である。





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