こんな時代だからこそ、「未来」を想像しよう【Huuuuの仕事】
この春から、Huuuuの新しい仕事が始まっています。
ウェブメディア『未来想像WEBマガジン』内のインタビュー連載「未来を想像し、実現した人たち」の記事制作です。
メディアの運営元はみずほ銀行さん。Huuuuもまだまだ小さな会社なので、「日本を代表する銀行のメディア仕事……!!!」と、それはもうテンションが上がりました。
『未来想像WEBマガジン』のコンセプトには、次のような文章が書かれています。
10年後、20年後の自分を想像してみる。
どこにいて、誰といて、何をしているだろう、とか。
未来という響きには期待と、少しの不安が混じる。
けれど、未来を想像することは楽しい。
それ自体が、未来を切り拓くちからになる。
未来を想ってワクワクした子どもの頃のように、
あなたもあなたの未来を、想像してみませんか?
みずほ銀行さんみたいな大企業が「未来を想像することは楽しい」と掲げ、「未来」をテーマにしたメディアへ投資しているのって、シンプルにすごく面白いし、心強いことだと思うんです。
本当なら2020年は東京オリンピックが開催され、世界中の人が日本を訪れ、景気にも弾みが……みたいな年になるはずでした。それが、世界で未知の感染症が大流行するなんて数百年に一度レベルの荒波が訪れた。
誰もが未経験で、先が見えなさすぎる状況ではありますが、だからこそ「未来」についてじっくり考えることの価値はある、と思いながら記事を作っています。
記事一覧(2020年7月現在)
連載に登場いただいているのは、それぞれの描く「未来」を実現した、あるいは「未来」へ挑戦している方々。暮らしや生き方、社会課題、ローカル、お金などの幅広いテーマでお話を伺っています。
現状の記事一覧はこちら。
諸外国と比べ、子育てが大変といわれる日本。ベビーとテクノロジーを掛け合わせた「ベビテック」を取り入れ、育児の“社会化”に取り組む冨樫真凜さんに話を聞きました。(執筆:栗本千尋、編集:くいしん)
世界で最も貧しい国といわれるモザンビーク。なかでも特にお金が回らない北部の農村に新しい経済システムを作ろうと奮闘する合田真さんへのインタビュー。日本の「農協モデル」の可能性、そして合田さんが目指す「紛争をなくし、誰もがのんびり暮らせる未来」とは?(執筆:榎並紀行、編集:やじろべえ株式会社 )
インターネット企業「ヤフー」の社員でありながら、石巻の漁師団体「フィッシャーマンジャパン」の運営に携わる長谷川琢也さん。課題を正しく捉え、挑んでいくために大切な「正しく触りにいく」ことについて語ってくれました。(執筆:栗本千尋、編集:くいしん)
日本人の2人に1人がかかるといわれる、がん。中島ナオさんは「がんを治せる病気にしたい」という思いから、「みんなの力で、がんを治せる病気にするプロジェクト」deleteCを発足。がん治療研究という“希望の種”を応援する、中島さんの挑戦について伺いました。(執筆:榎並紀行、編集:やじろべえ株式会社 )
知的障がいのある人に対して、根強く残る偏見や、「かわいそう」というイメージ。そうした現状を変えようと、アートと福祉を掛け合わせた活動に取り組むヘラルボニーの松田崇弥・文登さんが描く未来とは?(執筆:山中康司、編集:Huuuu)
「2025年問題」が5年後にせまるなか、介護業界を変えようとしている一人が、株式会社Blanket代表取締役の秋本可愛さん。介護を通して、明るい未来を描けるようにしたいと話します。そのために必要なこととは?(執筆:栗本千尋、編集:くいしん)
コロナ時代に合わせた記事制作
この企画の取材がスタートしたのは今年の春先。折しも新型コロナ感染症が猛威を奮い始めた時期でした。そこで急遽、取材はすべてオンラインで行うことに。
Huuuuではこれまで、基本的に取材は対面で行い、「現地へ行くこと」に価値を感じていたところもあったため、最初は不安もありました。
しかし、取材相手のほとんどは元々の関係性がある方たちだったため、オンラインでも支障なく、きっちり掘り下げた記事を作ることができています。(取材や画像提供にご協力いただいた皆さん、ありがとうございます…!)
新型コロナ感染症の収束には相当な時間がかかるでしょうし、オンライン取材は今後、一つのスタンダードになっていくはず。オンライン取材でもより良い記事を作る方法は、今後も試行錯誤していきます。
また、記事一覧のクレジットを見ていただいてもわかるように、この連載はHuuuuだけでなく、心強い編集パートナー2社の協力の元で作られています。
まずは『Gyoppy!』をはじめ、この人がいなければHuuuuの仕事は回らないと言っても過言ではない「くいしん株式会社」のくいしんさん。『未来想像WEBマガジン』でも全体の進行をはじめ、仕事の肝を担っていただいています。
そして「やじろべえ株式会社」さん。以前からお仕事は拝見していたのですが、今回初めてご一緒させていただいています。榎並さんの仕事の安定感たるや……! 初稿のクオリティはまさに職人芸です。
他の編集者・ライターさんが実際の取材や編集をどんな風にされているかは、普通はなかなか見られません。リソースを分け合うというだけでなく、スキル共有の意味でも、こうして他のチームの皆さんと組んで仕事をさせていただけるのはめちゃくちゃ大きいです。原稿の赤字ひとつからも学びがある。大変な時代だからこそ、みんなで仕事を分け合い、ハッピーになっていきたいですね。
そんなわけで「未来を想像し、実現した人たち」の連載を今後ともよろしくお願いいたします!
(文:友光だんご)
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