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夜中泣いてる友達のために新幹線で熊本まで

pixivで二次小説を書いております。
楓莉-フウリ-と申します。皆さまよろしくお願いします。


ただいま参加継続中の企画です。

#66日ライラン
途中参加不可なので、次回参加しよう!と思う方、ヤスさんをフォローして案内を待ちましょう🎶
66日ライティング×ランニング《シーズン2》
 

・6/27から8/31の66日間、毎日記事を投稿
・つぶやきOK。字数制限なし
・1日でも書けなければマガジンから即追放
・「#66日ライラン」を記事に付ける
・66日ライランマガジンに記事を追加する
・途中参加不可
・参加無料
※ヤスのメンバーシップ「放課後ライティング倶楽部」に入ってなくてもOK


泣きじゃくって4にたいと言う一本の電話


その日は今みたいに暑い夏の日の夜中でした。
寝ようかなぁと準備しているところに一本の電話。

こんな夜中にかけて来るのは家族ぐらいだろうと思って相手も見ずに電話に出た相手。

九州に住む友達からでした。

内容は、
「助けて。もう無理。大阪、今から行けたらいいのにね」

後悔したくなかったから


話を聞くと離婚になるかも、と言うよりもはや夫婦関係が破綻しており子どもは夏休みの間一旦実家に預かってもらっているとのこと。

電話で話を聞きつつひとまず一泊二日でそちらに必ず向かうから。
それまでは辛くてもしんどくても時間気にせずLINEしてきてね、必ず返信するからそれを待つことを希望のひとつにして過ごしてね。

そういった内容のことを伝えて自分で取ったことも無い旅行代理店に出向き、往復の新幹線のチケットを手に入れたのでした。

代理店の人に聞かれるまま、とりあえず往復チケットとホテルの付いているいちばん安いプランで契約してきました。
ちなみに我が家の子どもたちも夏休みでしたが一泊二日であれば実母が見てくれると言うので何とか行くことができました。

頼れる家族が身近にいて良かったと思った瞬間です。
と、話を戻して。

電話から数日後。手はずを整えていざ、九州へ。

この時の行動力の理由はタイトル通り。
行かなくて何かあった時に後悔したくなかったから。

それくらい相手が切羽詰まって、夜中に電話してきたんですから親友なら行くでしょう?

行ったところで何もできないのは分かってるけど、自分が離婚するときに来てくれる人がいたらどれだけ心強かったか。
経験に勝る実行力はないのです。

人の最期はいつ来るか分からない


あの電話から毎日LINEで彼女の夫の日々の言動を聞いていました。
片方からの言い分しか分かりませんが、それでも彼女にとって必要なのは善悪を判断する人じゃなく、味方になってくれる人。

それも分かっていたので正論も何も言うことはせず、ひたすら彼女の話を聞き続けました。

だって、人の最期なんてどうなるか分からないから。
彼女自身もわたしも今になって思うことですが、あの時はひどい産後うつになっていたのだと思います。

わたしもワンオペ育児を経験していますが、それに耐えうるのは精神力でも子どもとの相性でもなんでもなく、人間としてのキャパシティの問題なんです。

例えば洗い物してる最中に泣き出されてもわたしは
「元気に泣いてるねー」
で終われますが、
「泣いてる困った早く洗い物終わらせなきゃ」
と焦るタイプもいるわけです。
そんなタイプが違う人と人を比べても仕方ありません。

同じように、子どもがいるから、支えになるから踏みとどまれるとは限らないのです。

そしてその時の彼女は向こう側へ渡る寸前でした。
例え生きていたとしても心を病んで育児どころではなかったと思います。

こういう時に側に居てあげられない距離が悔しくなりました。

後悔しない=行動すること


あんなにハラハラして最後は落ち着いた結果で帰った旅行は初めてですし、2度と経験したくないですね笑。

だけど、助けての声や友人の様子が違ったら声をかけていたりきっと向かっていると思います。

しない後悔よりする後悔、なんて世の中は綺麗にまとめてますが実際の現場は違うことを皆さんご存知ですよね。
これからも、わたしの手の届く人からの声にはそのままのわたしで生きようと思います。

ひとりでも多くの友人とのご縁を大切に、旅行もそのひとつにしていこうと改めて思いました。

楽しい旅行、経験が少ないのでこんな形の記事になりましたがどうか誰かの背中を押す一文がどこかにありますように。

最後までお付き合いくださりありがとうございました💖
お互いにより良い人生をクリエイティブに過ごしていきましょうねっ!
そのためにはnoteライフを楽しみましょー!!!

改めてありがとうございましたっ✨

#忘れられない旅

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