三谷幸喜『清洲会議』
歴史小説って有名な人を出せば出すほどネタバレ状態になるから、読んでいる人結末知っている中で楽しませるのすごいよね。
清洲会議も過程はどうであれ秀吉が勝つことは日本国民みんな知ってるわけだし。
清洲会議はとにかくキャラがめっちゃ強かった。
キャラだって登場人物のパブリックイメージがある程度あるなか、納得させてインパクトあるキャラにするのすごい。
私の推しは前田玄以さん。
こういう飄々としたキャラ大好き。
あとメインのキャラが活躍する裏には色んな人がいるって感じられるのが良い。
それに歴史小説って同じ登場人物が出てくる本が世の中にごまんとある。
同じような時代の同じような登場人物出てくるので記憶残ってるのは米澤穂信『黒牢城』と沖方丁『戦の国』と吉川英治『黒田如水』。
同じ登場人物でも全部キャラ違う。それでも納得できるキャラ設定。
作家の皆さまって本当すごい。
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