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トロンボーン&チューバパートから「あと3日」

こんにちはトロンボーンパートです。トロンボーンパートには個性豊かなメンバーしかいません。しかし、ハーモニーを奏でればそんな個性が際立ち美しい音を作り出します。ところで、トロンボーンは最も声帯の響きに近い楽器と言われています。今回の演奏会では、主旋律を吹く場面もたくさんありますが、特にハーモニーにこだわって演奏したいと思います。

それでは各曲の紹介になります!

ドヴォルザーク/謝肉祭

序曲「謝肉祭」はドヴォルザークによって作曲されました。謝肉祭は肉食を控える期間の前に行われる祭りです。本曲はそんな謝肉祭の楽しい雰囲気を描いており、トロンボーン、チューバは目立つ場面が多く、張り切る姿をお楽しみいただけると思います。高音躍動する打楽器、華やかな響く金管楽器、メロディーメーカーと評されるドヴォルザークの魅力あふれる旋律を奏でる弦楽器、全てのセクションの特徴が本曲には詰まっています!北大オケが描く「謝肉祭」をお楽しみください!

川越守 / 管弦楽のための舞曲第5番「豊平川鮭遡上に寄せて」

この曲は、和風の雰囲気を感じさせつつ、力強い旋律が魅力の曲です。全体的にトロンボーンには主旋律が多く、目立つところの多い美味しい曲です。随所にでてくるトロンボーンのグリッサンドと、鮭の遡上している様子を感じさせる力強いメロディーに注目して、お聞きください!

去年のクリスマスコンサートにて

ブラームス / ハイドンの主題による変奏曲

残念ながらこの曲はトロンボーンは用いられておらず、出番がありません。オーケストラではトロンボーンが使われていない曲も多々あります。なぜ使われていないのでしょう。そんなことを考えながら聞くと面白いかもしれませんね。

ブルックナー / 交響曲第4番「ロマンティック」

ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」は、壮大な自然や中世の騎士道物語を描いた作品として知られています。特にトロンボーンは、この交響曲で重要な役割を果たし、その重厚な音色と力強い響きでドラマティックな場面を強調します。第1楽章の荘厳なテーマや第3楽章の牧歌的な情景でのトロンボーンの響きは、作品全体に深みと豊かさを加え、ブルックナーの独自の音楽世界を鮮やかに描き出しています。

春定本番まであと3日!

演奏会チケットは、チケットぴあにてご購入いただけます!↓↓↓
https://t.pia.jp/(Pコード:270-128)

また、当日16:15より、会場のカナモトホールにて当日券も販売いたします!
お時間ある方は是非お越しください!



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