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バイオリンパートより「あと6日」

こんにちは、バイオリンパートです。
本番まで残り6日となりました。本日はバイオリンパートについて紹介します。ぜひ最後までお読みください。

バイオリンは、4種類の弦楽器の中で最も小さく、最も高音域の楽器です。オーケストラの中ではメロディを担当することが多く、「オーケストラの花形」と呼ばれていたりします。
オーケストラでは1st(ファースト)バイオリンと2nd(セカンド)バイオリンが存在します。1stは主にメロディを担当します。コンサートマスター率いるこのパートは、オーケストラの中で最も重要なパートとも言えるでしょう。2ndは1stと同じ音を弾いたりハーモニーを担当したり、と主に1stを支えるパートですが、他にもリズムを刻んだり、時にはメロディを弾いて目立ったり...様々な役割を果たします。今回の演奏会では1stの隣で演奏します。
私たちバイオリンパートには70人以上のパート員が在籍しており、北大オケで最も人数の多いパートです。それもそのはず、バイオリンは先ほど紹介したように 1stと2ndに分かれているので、1曲で20~30人ほどがステージに上がるのです。練習の時はキビキビと、練習が終われば賑やかな、そんなメリハリのあるパートです。複数の曲を演奏するパート員も多く大変ですが、コンサートマスターの背中を追って、みんな一生懸命練習に励んでおります...!

ドヴォルザーク / 序曲「謝肉祭」では、バイオリンは様々な情景を表現します。バイオリンの旋律は、祭りの賑やかさや喜びを表現すると同時に、独特な悲哀や哀愁も描写する部分もあります。また、バイオリンは、ドヴォルザークの豊かな旋律やリズムによって、聴衆に強烈な印象を与える役割を果たしています。

川越守 / 管弦楽のための舞曲第5番「豊平川鮭遡上に寄せて」は、旋律の移り変わりが激しく、また、変則的なテンポやリズムが非常に興味深いです。

ブラームス / ハイドンの主題による変奏曲では、バイオリンは主題を提示するだけでなく、変奏の多くで重要な旋律を演奏し、また他の楽器との対話をします。バイオリンが持つ繊細さや深みのある音色が、この曲を美しく響かせる重要な要素となっています。

ブルックナー / 交響曲第4番において、バイオリンは交響曲全体の音楽を支える役割を果たしています。特に第1楽章や第4楽章などの楽章では、バイオリンが主要主題や美しい旋律を演奏し、繊細で感情豊かな音楽を奏でています。また、バイオリンは他の弦楽器と協力して和声や対位法的なパートを演奏することもあり、全体の音楽の厚みや豊かさを作り出す重要な役割を果たしています。
バイオリンは他の楽器との対比や対話を通じて音楽の展開を支え、交響曲全体の構造や複雑な音楽表現を補完する重要な役割を担っています。そのため、ブルックナーの交響曲第4番では、バイオリンの存在が音楽全体の美しさや複雑さを際立たせる重要な要素となっています。

全体的にボリュームのあるプログラムとなっています。ご来場お待ちしております。

春定本番まであと6日!

今回の演奏会チケットは、チケットぴあ にてご購入いただけます!↓↓↓
https://t.pia.jp/(Pコード:270-128)

また、当日16:15より、会場のカナモトホールにて当日券も販売いたします!
お時間ある方は是非お越しください!



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