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パーカッションパートより「あと12日」

こんにちは!パーカッションパートです。
演奏会まであと12日となりました!

パーカッションと聞くとみなさんは何の楽器を思い浮かべるでしょうか?
ティンパニやシンバル、タンバリン、トライアングルなど、様々な楽器を私たちは演奏します。

奏法も楽器によっていろいろです。例えばティンパニはマレットと呼ばれるバチを使って演奏しますが、タンバリンは手で直接皮を叩いて演奏します。シンバルは楽器同士を合わせて音を出しますし、スティックを使って叩く楽器もたくさんあります。出したい音色によって身体の使い方を工夫することはもちろん、マレットや楽器の使い分けも求められる、とても奥の深い楽器たちです。

オーケストラの中では曲や楽器によって様々な役割を担当します!
今回の演奏会で演奏する、各曲の見どころを紹介します

ドヴォルザーク / 序曲「謝肉祭」

この曲はなんといってもタンバリン!!タンバリン協奏曲といっても過言ではないほどのタンバリンの活躍ぶりです。賑やかな部分はもちろんですが、静かな場面でもタンバリンがたくさん登場します。終盤には普段のタンバリンの表面を叩く奏法とは異なる奏法を使った、タンバリンの超絶技巧も見られます!ぜひ彼に注目を!
この曲はティンパニやシンバル、トライアングルも活躍するとっても楽しい曲となっています!ぜひご注目ください。

川越守 / 管弦楽のための舞曲第5番「豊平川鮭遡上に寄せて」

この曲は躍動感があり、打楽器にとってとても楽しい曲です。
豊平川で鮭が折に触れて脈打ちながら、緩急をつけて流れるさまを表現できればと思います。
華やかで力強く、時にはさざめくように静かなサスペンテッドシンバルも川越曲の魅力のひとつです。今回の演奏でも存分に味わっていただきたいです。

ブラームス / ハイドンの主題による変奏曲

本当に最初から最後までとても美しい曲です。
打楽器の出番は少なめですが、響きを深めたり、フレーズのつながりを担当したりしています。終曲では、ティンパニがここぞと入ってくるところや、ついにトライアングルが登場してくるところが見どころです。

ブルックナー / 交響曲第4番

ブルックナーの4番は、深い味わいのある旋律が魅力です。初めて聞く方でもご満足いただけるとは思いますが、予習しておいて好みの箇所を堪能したり、北大オケのこだわりを発見しながら聞いていただくと、飽きなくより楽しめると思います。
曲中で使用されている打楽器はティンパニーのみですが、盛り上がりの場面はもちろん、弦楽器とのハーモニーを求められる箇所でも効果的に使われているため、耳を澄ませて聞いてくだされば嬉しいです。

春定本番まであと12日!


現在チケット販売中です!

チケットぴあ(Pコード:270-128)
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