癇癪の経済

癇癪

主に子供による攻撃を伴う退行的な行動。
多く精神的な動揺に起因する。

学生時代、癇癪というのは
子供のものであり大人がすることでは
ないとみなされていた。

しかしながら現代の経済活動を
報道などで見聞きしていると
損益分岐点が高過ぎるし、
価格に関わらず弾力性というのが
かなり強くなっている。
とは言っても弾力性を金属の棒などを
使って規定しようとしたら
それは旧社会主義国でも
たじろぐような計画経済になってしまう。

弾力性を高くしているから
感情の弾力性として感情的な
動揺を利用した生業、
例えば感性的な要素が大きい
美容や化粧品の産業や
歌謡の仕事がそうだろう。

インターネットのコミュニケーションも
「映える」という言葉があるように
審美的な要素が強くなっている。
それらはすべからくその変動の大きさで
金額が決まっていたりする。

分岐点も高いし、
弾力性も高いし、
回転もかなり高いし、
とにかくお客さんの
「一発当ててやろう」という気持ちを
かなり喚起させている経済だから、
非常に危うい、不安定な経済になりやすい。

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