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ストウブ鍋がうちにきた。

間違いなく、これまで買った中で一番高価な、そして重い鍋。ですが、使うたびに買ってよかったー!と、思ってます。

フランス製の鋳物鍋、ストウブ。その評判の良さは聞き及んでいたのですが、かなり高価でもあるので、買おうかな…でも高いしな…と、逡巡する日々でした。
が、あるとき20%オフのセール情報を目にして、しかもそれがアウトドアブランドのスノーピークとのコラボモデル。
2割引とはいえ、直径20cmのモデルで2万円台後半という決して安くはないお値段。でもどうしても諦めきれず、意を決して注文!
このところ、支出といえば持病のための医療費が多く、そろそろ自分が楽しむための投資をしたいという思いも決断を後押ししました。

そして到着。

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う、美しい…。
そしてかなりの重量感(4キロ近くある)。持っているだけで筋トレになりそう。
このお鍋、火加減など使い方にちょっとしたコツがあるそうなので、全くのストウブ初心者である私は、大橋由香さんによるこちらの本も一緒に購入しました。

さっそく、本に載っていた最初のレシピ「キャベツと鶏肉の煮込み」を作ってみます。
このレシピ、驚くべきことに水を全く使わないのです。味付けは粗塩だけ、あとは食材から出る水分だけで煮込むのだそう。
食材を詰めた鍋を中火にかけると、ジュウジュウと中から音がし始め、やがて静かになります。焦げてるんじゃないかと心配になりますが、10分足らずで蓋の隙間から蒸気が出てくるという解説を信じて待つと…蒸気が出た!すかさず火を一番弱くして、あとはそのまま煮込みます。
出来上がりは、、

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キャベツと鶏肉からこんなに水分が出るのか!とびっくり、そしてとってもいい香りです。キャベツも鶏肉もほろほろの柔らかさ。これはすごい鍋を買ってしまったかもしれない…と次第に実感が湧き始めました。

次に作ったのは玉ねぎのロースト。

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これも、味付けは粗塩だけですが、玉ねの甘いこと!少し焦げたところの香ばしさも良い感じです。半分はマリネにしてみましたがそちらも美味しかった。

数回使うと火加減のこつが少しずつ分かってきて、気軽に使えるようになっていきました。
カツオで自家製ツナを作ってみたり(後で白菜、きのこと一緒に豆乳スープにしました)

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こちらは鱈鍋。

ストウブは野菜や肉のうまみを、よく引き出してくれるので、使う調味料は本当にシンプルです。

私は持病の薬の副作用で耐糖能異常があり、食後に血糖値が上がりやすいので糖質をたくさん食べることは控えています。主食やスイーツをいっぱい食べて食欲を満たすことはできない分、食材そのものの旨味や、料理の見た目で満足感を得られるというのは、毎日の食事の満足感を損わないために地味だけど重要なこと。このタイミングでストウブを買えてよかったなーと思います。鍋ごと食卓に出すのって何だか特別感があります。

鯵とえびのアクアパッツァ。鍋をあけたら、あんまり美味しそうで思わず笑ってしまった。

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里いもといかの煮物は、いかがびっくりするくらい柔らかかった。

ストウブ鍋。まだ買って数ヶ月ですが、もっと活用したいとこちらの本も購入し、年末年始もいろいろ作ってみたいと思います。ロカボチーズケーキが気になる〜。

個人的には、以前普通の鍋で挑んだものの、煮込んでも煮込んでもその硬さに勝てなかった牛すじ肉に、ストウブで再挑戦したい。
大きな買い物だったけれど、食事を今まで以上に楽しくしてくれるお鍋、大事に使っていきたいと思います。



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