見出し画像

芝の管理は大変だ

今年の春、自宅の庭に芝(高麗芝)を植えた。
そのため、今年1年は(厳密には秋頃まで)、芝がしっかり根付くまで水撒きをすることになった。

5月頃に「takagi」の散水ホースリールを購入し、夕方の涼しくなってきた時間帯に水撒きをすることが日課になったのだが、夏になった今では、気温が高いため、毎日水を撒かなければならない。
おまけに、びっくりするほど雑草が生えるので、草むしりまでしなくてはいけなくなった。
最近では、朝起きて庭を見るとキノコが生えていることもあり、朝、出かける前に収穫(?)している。
今朝なんて、(たぶん)猫のウ〇コがこんもりと芝生の上で異臭を放っていて、朝からテンションがガタ落ちであった。
近所に猫をたくさん飼っている方がいるので、心の中でそーっと(かつ辛辣に)文句を言う。

といった具合で、芝を植えて、緑が増え、心が豊かになったのはいいのだが、メンテナンスがなかなか大変なのだ。
水撒きは地味に面倒だ。
そこそこ時間がかかるし、なにより暑い!
しかしながら、日々水撒きを頑張っている成果はしっかりと出ているようで、芝は順調に成長している。
結果が出ていることで、なんとかモチベーションを保つことができている。

しばらく雨が降り続くと、わたしは子どものように喜ぶ。
以前なら、雨かぁ~と少し憂鬱になったものだが、今のわたしにとって、雨は恵みだ。
なんたって水撒きをしなくていいのだから。

それにしても、雨って、ありがたいもんだなぁ。
今なら、農家の方の気持ちが少しわかる。
雨が降らない日が続いて、作物が心配になる気持ちを想像できるくらいにはなった。
もちろん、雨が降り続いて大変なこともある。最近も悲しいニュースを目にしたばかりだ。
人間が操作できない天候による被害。
人々が古代から祈りや祭りによって、神に助けを求めたのも理解できる。

けれど勝手ながら、我が家の事情だけで考えると、今は本当に雨はありがたい。
毎日水撒きをすると、水道代もばかにならないのだよ。
少しでも水道代を抑えようと、最近はお風呂に湯を張ることも控えたりしているのだ。

なので、雨が降り、水撒きが不要な日が続くと、湯船に浸かれるというご褒美が与えられる。
久しぶりに湯船に浸かれた日には、鼻歌なんか歌ったりしてしまうほどだ。
それから、夕方に水撒きをしなくていいと、その分、自分の時間ができる。
いつもなら1時間くらい水を撒いている時間に、本を読める! 

とまあ、こんな感じで、芝を植えてから生活に変化が生まれた。
夕方の時間が庭仕事の時間となり、それがすっかり習慣になった今では、その小一時間が身体を動かす心地好い時間にもなった。
そんで、「雨が降ったらお休みで、カメハメハ~♪」ではなく、雨が降ったら読書に勤しむ。

今では、だいぶ芝も伸びてきて、そろそろ芝刈りもしなくてはいけない状況になってきた。現在は、芝刈り機のリサーチをしているところだ。
あと、高麗芝に撒いても大丈夫な除草剤も調べている(これが機能すれば、草むしりの時間もぐっと減るだろう!)。
あとは、猫対策も必要か! ウ〇コをされたのは、もう2回目なのだ(涙)

今日も少しでいいから、雨、降ってくれないかなぁ。
雨の日が前より好きになっているわたしは、いつか、きれいに整えられた芝生にテーブルと椅子を置いて、コーヒーを飲みながら読書を楽しむ日を夢見て、日々天気予報とにらめっこ中である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?