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響木アオ 4th LIVE参加レポート:追憶と感想と彼女のこれからについて

2020年12月12日に秋葉原エンタスで開催されたリアルイベント「響木アオ 4th LIVE+DJ -Re:HaRMoNIZE-」の感想+αについて書いていきます。

※内容は個人の感想と解釈を含みます。響木アオファンの意見を代表するものではありません。

運命の告知

やや急な告知でした。ここの運営には前科があり内容が読めず不安になりました。ですが「まあそこまで大きなお知らせではないだろう」と自分に言い聞かせ告知の日を迎えます。そしていざ告知を見るとなんとリアルライブのお知らせです。響木家(響木アオファン)にとっての最上級のプレゼントでした。

新型コロナウイルスの流行が止まない情勢でリアルライブを開催するのは想定外でした。会場のセッティングは相当難しく悩ましかったかもしれません。ですがそんな困難に立ち向かいここで開催を決めた意味は大いにあると思います。バーチャルYouTuber界隈においてリアルライブの草分け的存在である響木アオちゃんによる久々のリアルライブ、非常に楽しみにしていました。

※普段から健康に気をつけた上で当日は体温を測って平熱であることが確認できてからライブに参加しています。現場でも消毒やマスクの徹底、加湿器の設定等感染症対策がなされていました。

なぜ響木家にとってリアルライブが最上級のプレゼントであったか、それはアオちゃんがリアルライブの申し子であるからというのもあるのですが今回は他にも理由があります。

アオちゃんが前回開催したのは2019年11月のライブ「響木アオ 3rd SPECIAL LIVE 〜NEW HIBIKI〜 supported by ProjectToucH」。このライブでは空気が従来のライブとは異なり、その後アオちゃんが失踪したことが話題になります。色々とコアパン(響木アオ運営)には言いたいことがありましたが、正直なところアオちゃん自身にも言いたいことはありました。彼女は真面目なので表で愚痴を言ったり言ってはいけないことは絶対に言いません。それ故かことの騒動についても本人が直接語るということはしていません。言わないのが悪いことだとは言いません。むしろ普通は正解です。でもオタクとしては「どう思っているの?」と聞きたくて仕方がありませんでした。厄介オタクですね、すみません。

今回のライブ発表はアオちゃんが「ライブをまたやりたいまたみんなと響き合いたい」という一年越しのアンサーでした。「細かいことには答えてないじゃん」と言われたらそれはそうかもしれませんが彼女が響木家に対してできる最大限のこと(最上級のプレゼント)はこれです。それで十分過ぎます。そのアンサーに自分は答えようと思いイベント参加を決意しました。

セトリ

ライブパート
1.ヒビキズム
2.おとなにならないおんなのこうさぎ
3.はらぺこパレード
4.ひらりフワリ
5.0と1と3
6.Re:HaRMoNIZE
7.melt warp
8.スタートの合図
9.マグロ漁船青空丸
10.ユメスクリーム
11.ChuChuChu ダーリン

DJパート
1.DA!DA!DA! 大根
2.インドア系ならトラックメイカー
3.空想生活
4.電子のシンフォニー

感想

・エンタスについて
前回の開催地である池袋HUMAXよりは小さめの箱ではありましたがクリアパネルと背景の映像によるコラボレーションが綺麗で、バーチャルにいるアオちゃんがまるでそこに存在しているかのよう、いや、間違いなく響木アオはそこにいましたね(断言)。音響も文句なしでした。エンタスならではのDJも魅力でアガれました。

新曲Re:HaRMoNIZEとmelt warpのアレンジ

新曲、このライブのタイトルでもあるRe:HaRMoNIZEが披露されました。フワフワしたような、でもしっかりとしたメロディと歌声が魅力です。それとその次に歌ったmelt warpはアレンジがなされていて「エモみが深い」でした。この2曲はアオちゃんと僕らの深層心理同士の対話です。この感覚はリアルに行かないとわからないでしょう。

・スタートの合図

スタートの合図でリニューアルされた旧衣装が登場し会場を沸かしました。スタートの合図の合図はアオちゃんがメジャーデビューした際の曲でありまさに「スタート」の曲。当時の衣装でこの曲を歌ったということはアオちゃんが初心に帰り新しいスタートを切っていくという意思表明なのかもしれません。これは熱い。

・ChuChuChu ダーリン

前半の曲も当然良かったのですが後半になるとアオちゃんも響木家も本調子を取り戻し全力のぶつかり合いになります。ChuChuChu ダーリンは双方ともに流石、これがリアルライブ最古参の最強のライブかと再度納得しました。

・電子のシンフォニー

ラスト曲。2018年4月に開催された伝説のライブ「1stアオライブ 〜みんなと響き合いたい♡〜」で歌った「電子のシンフォニー」が2020年にまた聴けるという喜び。私は電子のシンフォニーの影響を大いに受けており、この曲でバーチャルYouTuberのイメージ像が形成されていったと言っても過言ではありません。この曲が単に古参曲であったというだけではなく、バーチャルとリアルの垣根を超えて響き合えるんだと教えてくれた大切な曲でもあります。今聴いてもメッセージ性抜群でバーチャルアイドル響木アオらしい曲でもあります。

・ウェブポンコラボと新企画

オンラインプライズであるウェブポンとのコラボを発表、更に詳細不明な新企画も(詳しくは公式発表を待つべし)立ち上げまだまだ活動を広げていく意思を見せました。これが本当に嬉しく思いました。響木アオが響木アオを愛し、響木アオとして生きていたいと思っていることを確認できるのが推しを持つ全てのオタクの願いですからね。

まとめと響木アオのこれからについて

とにかく何事もなく開催できたので文句ありません。正確には機材トラブルで開始が遅れていましたがそんな些細なことは気にしていません(TAKUYAさんによるつなぎもあり退屈しませんでした)。アオちゃんがリアルに降り立ちライブを完走してくれた事実が何より尊いのです。そう自信を持って書けるほどアオちゃんのライブは魅力的で響木家を虜にするものです。あの空気感と一体感は他の誰にも出せない、アオちゃんにしか作れないものです。感染症対策の兼ね合いからか、「流れ星ぐるぐるり」(肩を組む場面がある曲)がなかったりコールは控えめにと指示がありファンサイドからは全力で応援しきったとは言い切れないのですが、本人はライブを今後もやっていきたいとのことですのでそのときは全力でコールをしたいと思います。

今後アオちゃんがどのような活動をするのかは未知数ですが、TSUTAYA三軒茶屋店で魅せたドキドキとワクワク感をまた魅せてくれると信じて響木アオを今後も応援していきます


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