見出し画像

【ELLEGARDEN】一周回ったオトナのPunk【Strawberry Margarita】

だいすきな事の一つ、"音楽"から一筆。

Strawberry Margarita/ELLEGARDEN

初の楽曲レビュー。私にとってはこのバンドしかいないのです。
生ける伝説のバンド、"ELLEGARDEN"
語りたい事なんて山のようにある。ですがここはグッと堪えて最新曲から
Strawberry Margarita を紹介させてください!!
まずはこの楽曲、ぜひ一度聴きに行ってみて!
聴いたことある皆さまも今一度!!!

皆さまおかえりなさいませ。
どうです、最高の気分でしょう。
活動休止から復活を経て、なお進化を魅せ続けてくれる唯一無二のバンドなのです。

楽曲紹介

Strawberry Margarita/ELLEGARDEN
・2022年10月31日リリース
・前回のMountain Topから2ヶ月連続リリースの新曲
・作詞、作曲はVo,Gtの細美武士
・youtubeにてMVが視聴可能、各サブスクリプションにて配信中

レビュー

心に降った大雨が止んで、雲間から太陽が覗いてきた

聴き終えた時、そんな情景が思い浮かんだ。

ドラムが一曲を通して力強く鳴っていて、歪みながらもどこかドライで寂しさを思わせるギター、何かを諦めたように淡々と歌うボーカル、そしてリリック。

タイトルにも表現したが、色々な経験を経て、人生の酸いも甘いも味わってきた"オトナ"だからこそ、彼らはこの楽曲にたどり着くことが出来たのだろう。

特に印象的なのは、
繰り返される サビ後半のStepping Out (MV中訳:踏み出そうと) のパート。

何かを求めて一歩踏み出したい。
でも、ここにある幸せな時間も大切。
そんな葛藤で、今の幸せが未来の自分の邪魔になってはいないかと感じてしまう。
引き止められるままに止まるか、一歩踏み出すのか…。

そんな物語が、繰り返される Stepping Out に込められていると感じた。

この楽曲中の"僕"と私の過去がリンクしてとても感情移入しながら聴き入ってしまった。
「分かるな〜。」と心の中で唸りながら何度も聴いた。
でも、共感から来る苦しさだけが残り感傷的な気持ちで聴き終える事はなかった。
聴き終えるとどこか清々しく、今の自分を彼らに肯定してもらったような前向きな気持ちになったのだ。

それこそがこの楽曲の魅力なのだ。

人生の分岐点に立たされている人、何か大きな決断を迫られている、または直近でそんな経験をした人。
そんな皆さまに聴いてほしい一曲。
きっと、優しくも力強く、背中を押してくれるはずです。

終わりに

甘くてほろ苦い人生の過渡期。
誰にでも経験があるではないだろうか。

止まるのか、踏み出すのか。どちらも不正解じゃない。
決断は誰かのせいじゃない、決めるのは自分だから。

止まらなくなりそうなのでこの辺で。

彼らについてはまた語る事にします。それでは。


Strawberry Margarita(ストロベリー・マルガリータ)
カクテルの一種で、テキーラにいちごシロップ、ライムジュース、トニックウォーターを加えたもの。


イチゴの甘い風味に、トニックの苦味が効いた味わい。だそう。

みれえ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?