FWは結果がすべて。いわきFC内定・白輪地敬大の進化【月間MVP受賞インタビュー】
HURONは、リカバリーパートナーの桐蔭横浜大学より毎月最も活躍した選手を月間MVPとして選出。6月MVPはFW 白輪地敬大(しらわち・けいた)選手が輝きました!
白輪地選手は、7月に来シーズンのいわきFC加入内定が発表されるなど、注目を集めている大学サッカー屈指のFWです。今シーズンは得点を決めるエースとして、昨年とは違った役割を担っていると語る白輪地選手。
プロ内定が決まった心境や今シーズンにかける思い、HURONリカバリーグッズを使った感想もお聞きしました。
加入の決め手は「サッカーに集中できる環境」
ーまずは、いわきFC加入内定おめでとうございます!率直な心境から聞かせていただけますか?
ありがとうございます!4月に契約のお話をいただいて、即決でいわきFCにいくことを決めました。リリースがあってからは周囲の反響もすごくあって、プロの舞台への最初の一歩を踏み出したんだな、という実感があります。嬉しかった反面、ここからもっとやらなきゃいけないな、という気持ちも強くありました。
ー加入を決めるにあたって、練習参加などもされたのでしょうか?
そうですね。去年の終わり頃にお話をいただいて、キャンプにも3週間くらい参加しました。チームの雰囲気や、スタッフの人柄など、いろいろなことを感じることができたので、決断のポイントになりました。
ーいわきFCは施設も充実していますし、そういった部分も決め手になったのではないですか?
めちゃくちゃ良くて、本当にサッカーに集中できる環境が整っているというのは、いちばんの決め手でした。あとは周りも自分と年齢の近い選手が多いので、コミュニケーションのスムーズさ、という部分も大きかったですね。
ー今シーズンは、いわきFCとはどのように関わっていくのでしょうか?
今シーズンはすでに特別指定選手がいるので、試合に出ることはできません。ただ、夏にも1か月ほど練習に参加させてもらう予定ではあります。フィジカルスタンダードを変えるというのを目標にしているチームでもあるので、サッカー以外のフィジカル面で筋トレなどもやっていく必要があります。そこに慣れるという意味でも、練習には参加させていただきます。
ーチームとしてフィジカルを強化するという方針があるのですね。
そうですね。一人ひとりのフィジカルに対する意識や熱意はすごくあるチームなので、土台としてそこで負けたら次に進むことはできないと思っています。90分間、止まらず倒れないサッカーを掲げているので、そこは慣れていくしかありません。
ー練習のなかで、すごいと感じた選手はいますか?
有田(稜)選手は、すごかったですね。僕が参加したときは怪我明けでリハビリのような形で軽いトレーニングをしていたのですが、それでもシュートの質は高かったです。百発百中というような感じでした。
「得点」でチームを勝たせられる選手に。
ー今シーズン、個人としてはかなり数字を残せているのではないかと思うのですが、ここまでの調子はいかがですか?
去年もFWとして何試合か出場させてもらいましたが、今年とは役割が違って、得点というよりは、下でつくって背後を狙ったり、囮となるような形が多かったです。(山田)新くんとか(寺沼)星文くんとか、圧倒的な得点力のある選手がいましたからね。
そんな中、今年は「自分が点を取ってチームを勝たせる」のがいちばんの目標です。結果にフォーカスして、より多くの得点を取れるように意識しています。あとは、それをチームの結果に繋げていきたいというのは強く感じているところです。FWとしては、点を取らないと評価されないので、結果がすべてだと思っています。
ーさまざまな役割を果たすなかで、プレーの引き出しが増えていくことはご自身の武器になるのではないですか?
去年よりゴール前でも落ち着いてプレーできるようになったかな、とは感じています。あとは背後に抜けてシュートを打つだけではなく、ミドルシュートであったり、個の力で剥がして決めたり。そういった形も最近は増えてきているので、自分の中でトライできているポイントかなと思います。
ーそんな中で、勝ちきれない試合が続いていますがチームとしてはいかがでしょうか?
なかなか勝てていない状況ではありますが、サッカーの細かい部分を擦り合わせて修正できれば、上位を狙える良いメンバーが揃っています。今はちょっと我慢のときですけど、ここから一つずつ上げていければと思っています。
ー今年は最高学年となり、意識に変化などはありましたか?
4年生が良い大学は、どこも強いチームになっているので、4年生全員で意識を高めて引っ張っていく必要があると感じています。去年の4年生を見習わないといけない部分もありますが、そういったなかで自分たちの良さも出していければと思っています。
ー今年のチームの良さは具体的にどういった部分にありますか?
今年は去年ほど個が強くないので、チームとして勝つという部分は大事にしています。その中でも、選手それぞれの良さは消すことなく戦わなければいけません。とくに最終局面で自分たちの良さを発揮できるのは、今年のスタイルとしてあると思います。
短時間でどれだけの休養が取れるかが大事
ー休養、リカバリーについても聞かせてください。練習や試合のあとは、どのように身体をケアされているのですか?
基本的にはジョギングとストレッチは欠かさずやっています。もちろんHURONさんのウエアもキャンプのときに持参して使っていました。慣れない強度の練習だと疲れは大きいので、そんなときにウエアを着て回復していました。睡眠の質が高まって、次の日の朝の目覚めや疲労感も違うと感じます。毎日練習があるので、短い時間でどれだけ休養が取れるかというのは大事にしているところですね。
ー普段はどのくらい睡眠時間を取っているのですか?
寝るのは昔から好きだったので、今でも8時間以上は必ず寝るようにしています。誰にも負けないポイントかなと思います(笑)。
ー睡眠以外にもコンディショニングで意識していることがあれば教えてください。
食事も外食は控えて、家で親が作ってくれるバランスの取れた食事を取るようにしています。
ー来年からの新生活に向けた準備も必要ですね。
そうですね。ただ、食事はチームが用意してくれるので、そういった部分も本当にサッカーに特化したサポートをしてくれる良い環境ですね。
ー最後に、今シーズンの目標をお願いします。加えて、いわきFCのファン・サポーターの方へメッセージをいただけますか。
チームとしては、順位を一つずつ上げていってインカレ出場権に入ることを目標にしています。個人としても得点を決めることで、チームに貢献したいですね。
いわきFCのサポーターの皆さん、まだまだ未熟な部分はありますが、いわきFCの勝利に貢献できる選手になれるよう、今の大学生活から一つ一つ意識して頑張っていきます。ぜひ、大学サッカーも応援していただけると嬉しいです!
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