DJ SODAは逆セクハラにはならないのか

最近ネットニュースでDJ SODAさんの受けた性的被害の話を目にする。
あまり芸能やゴシップ関係のニュースに興味を示さない私だが、彼女の言っていることとやっていることが辻褄が合わず、一方で彼女を擁護する世論の風潮も腑に落ちないので、個人意見を書いてみる。

そもそもの事件としては、ざっくりまとめると、露出の多い恰好をしている彼女が、大衆の中に飛びこんで胸などを触られる被害にあって「日本人にひどいことされた!」と訴えた経緯。

それに対して、批判派と擁護派の声があり、まず批判派は
「そんな恰好して人込みに行くのは自衛意識が足りない。自業自得の部分もあるのでは」というもの。
それに対して擁護派は
「セクハラを肯定して良い理由はない」「好きな恰好ができない世の中はおかしい。」「自業自得とか言ってる昭和の考えが老害」
とかあれこれ議論が戦っている状態ですね。

メディアや芸能人は擁護派の意見が多いが、その意見している方々が人気商売だからという点は捨て置けない。
DJ SODAを批判することで、性加害を肯定しているように受け取られるリスクもあるので、そんな発言するわけないのよね。
それに、今の時代的に自由なファッションを後押しするスタンスのほうが指示されるもの。

でも、私は思うのです。
露出の多い格好する以上は、自衛意識持たなきゃダメでしょう。
日本じゃなかったらもっと危険な目に逢っていたかもしれないよ。

当のDJ SODAさんは、被害にあったことを
「動物園の猿になった気分だった」
「未だに怖くて手が震えています」
と、悲痛に語っているものの、一方で、
「露出の高い恰好は好きだし今後も好きな服を着る。変えるつもりはない。」とも断言している。

そして、胸の谷間やラインを強調したキャミソール+へそ出し+ミニスカ といった格好をして、人との距離が近い、男性客が多く来るラーメン屋さんへ行き、SNSで「日本大好きー」と動画投稿していたりする。

まるで当たり屋のようではないか。

もちろんね、それで触ってしまったらアウトですよ。
痴漢は犯罪です。ダメ、絶対。

でもこの人はそれを誘発するような行動をわざわざしている。
だから同情できない。嫌悪感が増す。

少し話が逸れるけれど、最近はコスプレの文化が以前よりオープンになってきて、池袋とかへ行くといろんな人がゲームやアニメのキャラクターになり切った格好をしている。

中にはけっこう露出の多い、際どいコスプレも。

でもそういう方々、家からその恰好で公共交通機関に乗ってきたりはしない。
披露する場所に来てから、その付近の着替えスペースで仕上げているんですよ。

コスプレで電車でも乗り込んだら、マナーや自制の利かないおかしな奴がどこにいるとも限らないし、周囲に不快感を与える可能性もある。
好きな恰好を楽しむ上でのルールやTPOが、彼らの中でちゃんとあるんですよね。

そういった考慮がなく際どい恰好をしているDJ SODAさんは、周囲の人にとって逆セクハラにはならないのだろうかとも思う。

巨乳を過度に強調する恰好は、周囲からいやらしい目で見られたり注目を浴びることを楽しんでいる、一種のプレイではないか。

日本の男性、おちょくられてしまっていますね。

それで何かあったら、炎上して注目浴びて彼女のフォロワー伸びて、ますます思うつぼ。
海外からの日本人の印象は悪くなる。

ということで、私は、昭和とか言われようが何だろうが、
好きな恰好をするにも程度があるし、場所やシチュエーションをわきまえることも必要。それでも貫きたいなら自己責任で自衛しなさい。
という意見である。

以上!

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