【旅】豚丼とサウナの旅(番外編)(帯広)
高橋まんじゅう屋を後にしてから、
まだチェックインまで時間があったので…
「旧長崎屋」へ立ち寄ることにした。
色々な店舗が閉鎖し、
ちょっと不気味なゾーンが増えてしまったが、
完全閉鎖となると、急に寂しさが込み上げる。
地元民じゃないけれど…ちょっぴりね。
嫌な思いをしたこともあったけれど…
そんなことはもう、水に流してしまおう。
1月に訪れた際は、
インデアンカレーが営業していたのだが…
訪れた時は、ダイソーが営業しているのみ。
どこもガランとしていた。
光の入り込む場所がいくつかあり、
空っぽなことで妙に綺麗な光景を
作り出していたことも…印象的だった。
完全閉鎖されたのは、2024年3月31日。
帰る前にも立ち寄った。
その時は夜の時間帯で、ほとんど真っ暗。
不気味な感じではあったが、
地元の人がちょこちょこと出入りしていた。
きっと、最後の瞬間を見に来たのだろう。
歴史とともに生きる建物もあれば、
去ってゆく建物もある。
ただ、そこから消え去ったとしても…
みんなの記憶の中では、
いつまでも生き続けることだろう。
「長い間、お疲れ様」と、心の中で唱えた。
(つづく)
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