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岩井俊二監督作品

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岩井作品のレビューです。ドラマ、映画、PVなど。
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I STAND ALONE / 松たか子

「I STAND ALONE」(アイ スタンド アローン)は、1997年5月21日に発売された松たか子の2枚目のシングルである。発売元はBMGビクター(現BMG JAPAN)。(wikiより)

部屋とYシャツと私 / 平松絵理

DAMで配信している岩井監督のPV。

「部屋とYシャツと私」(へやとワイシャツとわたし)は、平松愛理の8枚目のシングル。

片想い / miwa

DAMで配信している岩井監督のPV。

「片想い」(かたおもい)は、miwaの8枚目のシングル。2012年2月1日にSony Music Recordsから発売された。
PVはmiwaからのオファーで岩井俊二が監督を務めた。PVではギターではなくピアノを演奏している。(wikiより)

桜の栞 / AKB48

DAMで配信している岩井監督のPV。

「桜の栞」(さくらのしおり)は、日本の女性アイドルグループ・AKB48の楽曲。楽曲は秋元康により作詞、上杉洋史により作曲されている。2010年2月17日にAKB48のメジャー15作目のシングルとしてキングレコードから発売された。
楽曲のミュージック・ビデオは、岩井俊二が監督を務めている。「大声ダイヤモンド」以来の全員参加であり、冒頭部分にAKB48劇場スタッ
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undo(1994)

undo(1994)

岩井作品で一番好きで、何度も観たくなる。
豊川悦司と山口智子のキスシーンが、それはとても美しく、なぜだか切なくなる。改めて岩井作品と感じたのは、毛糸で縛られた亀をぶら下げている画が、とても残酷。

作品のレビューで"理解できない方がしあわせ"というのがあって、それは同感。
今、幸福感で満たされているのなら、この恋を無理に理解しなくてもいいのです。

BD版で、より美しくなっているのは素晴らしい。

『イニシャル』#4「ルナティック・ラブ」

1994年1月6日放映、フジテレビ『世にも奇妙な物語 '94年冬の特別編』の一作。

岩井監督初期作の撮影担当、篠田さんが参加された作品ということもあり、ドラマにしては映像美が追求されている。放送当時は、ストーカーという言葉が一般的ではなかったと思われる。その感覚で見たら、どう映ったのだろうか興味深い。 

(当時32歳)トヨエツの狂気が、本当に怖い…

『イニシャル』#4「雪の王様」

1993年1月6日放映、関西テレビの深夜ドラマ『TV-DOS-T』の一作。

「夏至物語」とセットになってるような演出。一方通行ではなくなった恋愛モノとして、登場人物の独白が印象的。 男の本音は正直ききたくなかった…

女優を目指している内に借金が膨れ上がる主人公。間違ってもクレジット24回払いだけはヤメましょう…

FRIED DRAGON FISH(1996)

深夜ドラマ『La cuisine』の最終話だった作品(のちに劇場公開された)

料理がテーマとなっているこのドラマ、

岩井監督が過去関わった「オムレツ」(高田純次が別れた女房の味を再現しようと奮闘する話)

「Ghost soup」(‘成仏するためのスープ’を作るおかしな二人組と関わることになった男の話)は、とてもコミカルな作りだった。

しかし本作だけ、毛色が全く違う。探偵事務所が絡む、ハード

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『GHOST SOUP』

『GHOST SOUP』

1992年12月21日放映、フジテレビの深夜ドラマ『La cuisine』のXmasSP。

成仏するためのスープを一年に一度作っている二人と、若者との触れ合いを描く。本作でも、子ども(時代)がポイント。鈴木蘭々、デーブ・スペクターのキャラがカワイイ。光石研の一等兵や高田純次の使い方がニクいw

『イニシャル』#3「オムレツ」

1992年10月19日放映、フジテレビの深夜ドラマ『La cuisine』の一作。

離婚して姉弟それぞれ母と父に引き取られ、父に引き取られた弟の食事を巡る奮闘記。弟が「打ち上げ花火〜」の山崎くん!それだけでも感慨深い。高田純次さんのダメさ加減が、コメディさをプラス。子どもたちが自然体なこと!

『イニシャル』#3「夏至物語」

1992年9月16日放映、関西テレビの深夜ドラマ『薔薇DOS』の一作。

主人公の独白。物々しい殺人事件の新聞のスクラップ。歪んでいることに気づかない、愛の形。残酷さと美しさが同居しているスタイルは、岩井監督らしさを感じる。 

えっ?上田晋也って、くりぃむなんとかさん!?そこに一番ビックリ!!

『イニシャル』#2「蟹缶」

1992年12月7日放映、フジテレビ『世にも奇妙な物語』の一作。

お店が空き巣に入られたものの、蟹缶しか奪われなかったのに、店主に災難が降りかかっていくというお話。主演は、初期作の常連になる高田純次さん。本人は真面目なんです。周りの目を気にするあまり…世に奇妙なだけあって、ラストがシュール。

『イニシャル』#2「マリア」

1992年3月8日放映、関西テレビの深夜ドラマDRAMADOSの一作。

聖母マリアが現代に現れたら…というお話。主人公が中島唱子さんという時点で神秘的な表現ではなく、不思議さを重視しているのかと。三人の子どもたちが産まれた赤ちゃんに会いに行く、その行動こそが不思議だったりする。世に奇妙系。

Love Letter(1995)

Love Letter(1995)

岩井監督の長編デビュー作品。

初見(学生時代)では何故かストーリーが理解できず(どっちが藤井樹?みたいな)何年ぶりかに観て、同姓同名の話のくだりをようやく理解。
藤井樹の青春時代(酒井美紀と柏原崇)がみずみずしいくていい。主役は、成長した中山美穂なんだけど…

監督の深夜ドラマ時代に印象的な役を演じられていた、鈴木蘭々や光石研、酒井敏也といった面々が、脇役として引き続き出演し花を添えています。個

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