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あたらしい世界へ

いつも「素敵だなあ」と思っていて、更新を楽しみにしているタケチヒロミさんが、こんな結婚式の記事をアップされていました。

環境に配慮したエシカルな結婚式。新郎新婦のお人柄がうかがえるようです。

私が結婚した頃は、まだまだ豪華なお式と披露宴が主流でした。慣例に沿わなかったのは仲人を立てなかったことくらいで、当時の「一般的な結婚式」をしました。

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あれから二十数年が経ち、その間に、人は環境問題を考えることが当たり前になりました。さらにこの数年で、世界の自然環境も社会環境も激変して、色んなことが次の在り方を模索しています。


私は、美容とフラワーデザインが主な仕事なので、結婚式への関わりは多いです。ほとんどの人が一生に一度のお祝いごとになる自分の結婚。豪華で派手な結婚式ももちろん素敵ですし、規模の小さなアットホームなお式もいいものです。基本的にはクライアントの意向に合わせてイメージを実現する仕事ですが、この記事を読んで、真剣に自分の仕事の在り方を見直す時期にきていると感じました。

基本的に私の仕事は、「基本的な生存」には関わりのない、楽しむためや美しくあるため、癒しや満足度に関連するもので、いわゆる「贅沢」の部類に属するもの。

この「贅沢」の位置づけを、自分の中で見極めていかなくてはいけない。

人生のあらゆる場面に登場する花。

冠婚葬祭で大量に消費される花は、もちろんその辺に咲く花を摘んできたわけではなくて、大変な手間ひまをかけて生産者さんが育ててくれたもの。だからこその美しさと輝き。

生花は命が短いからと、フェイクフラワーならいいのかと言えば、そちらも環境問題がある。

エステティックは自然派の化粧品で全てが賄えるかと言えば、不可能ではないと思いますが、より良い仕上がり、例えば花嫁様の美しさを最大限まで引き出すとなれば、やはり少し足りない……というのが、現時点での感想。

環境のことは考えたい。

でも、今の自分では出来ることが少ないから、勉強しなければ。

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昨日のミシンがけBGM。松山千春のあとは、ありったけのゴスペラーズ祭り。

その中の一曲が、こちら。

記憶の彼方に消え去っていましたが、披露宴の入場で使ったことを思い出しました。

……ってことで、次の新しい世界を模索する自分に贈ります。


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