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夏は、キッチンが忙しい。

今日の朝ごはんは、コッペパンサンド。

焦がしチキン(しまった。皮目を下に挟んでしまったので、焦げ感が伝わらない。「映え」する食べ物レポートなどしないが故の行き届かなさ。しかも、既に私のお腹の中である)とチーズディップ、白たまねぎ、浅漬かりすぎるズッキーニの糠漬け、フェンネル。

それから、コーヒー。

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チキンは、もちろん昨日の記事で紹介したもの。


ディルだと思っていた頂きもののハーブが、いざ使おうと思ったら、なんとなくディルじゃない感じだった。

知人宅からの帰りがけに、「魚料理に使うといいよ」とざっくり千切りとってくれたので、「あ、ハーブだな」と。くれた本人もド忘れで名前が思いだせず、私もいいかげんなので「大丈夫」と安請け合い。見覚えはあるのだから、知っている。香りはちょっと、マスクでよく分からない。自宅へ向かって車を運転しながら、「あー、あれだ、ディルだ」と頷いた。

全く、歳をとってくると、思い出すのに時間がかかって困る。

そして、今朝。

パンに挟む薬味にしようと取り出して、うん……? となった。これ、ディルじゃなくね? なんつーか、あれだ……フェンネルに似てる……。似てるじゃなくて、フェンネルか?

先ほど知人に、どっち? とLINEしてみたら、「さー、どーだっけねえ?」的な反応だった。思い出せなかったんじゃなくて、忘れたのか!(そもそもが、そういう性格の七十代である。今更だ)

いただいたフレッシュハーブの名前が判明するまで、二日もかかるなんて、そんなバカな。

フレッシュハーブと言えば、先週の火曜日は、友人の実家でドクダミ抜き。今年の分はもう漬けたし、雑草抜きの手伝いに行ったつもりだったのだが、「持っていきなさーい」に断りを入れることが出来ず、段ボール二つ分のドクダミとともに帰宅した。ちなみに、ユキママ(この友人の母は今後も日記に登場しそうなので、名前をつけることにする)が作った野菜も、お土産に持たされた。その中のひとつのズッキーニが、コッペパンに挟んだ糠漬けになった。

ズッキーニの糠漬けを食べたいがために、冷凍庫で冬眠させていた糠漬けを起こした。我が家は冬場は糠床にとって適温になる場所がないので、私は夏しか糠漬けを作らない。「今年は、糠漬けサボろうかなー」という気分だったのだけれど、食欲には勝てない。

仕方がないので、和ハーブの女王ドクダミをもうひと瓶漬けることにする。やはり、有益植物は捨てるに忍びない。ついでに、梅シロップも漬ける。ドクダミを漬けるためにホワイトリカーを買いに行ったら、シーズン終わりで梅もホワイトリカーもほぼ半額だったので、つい財布の紐が緩んだ。


昨夜、子供から「梅シロップがなくなった」と苦情が出ているが、あと三週間待て。……やっぱり、梅の甘露煮のシロップは、あっという前になくなった。そもそもが甘露煮の煮汁なので、そんなに量はなかったのだ。

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ようやく、このくらい溜まっています。

夏は、台所が忙しい。

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