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過去を癒すこと

何でも九気学に結びつけるわけでもないのですが、確実に、周囲でも【縁】の変化が起きています。

……だいたいがトラブルで、言葉のトラブルが本当に多いです。トラブルがきっかけで、今後良い方向に行くといいのですが、「見切りをつける」選択をする方も多いと思います。

人を傷つけるような言葉を言う人は、誰かを傷つけておきながら、すぐに忘れます。すぐに気がついて謝ってくれる人は、忘れませんが。
だから、傷つけられたら、出来たら、後生大事に胸に秘めておかずに、その場ですぐに「傷ついた」ことを表した方がいいと思います。

私は今日、結婚以来25年、忘れられずに来たことをダンナに訴えました。

その時は誰にも言えず、誰に言ったらいいかもわからずにいたのですが、先週、実家の母と妹に話せたのです。他の話からの成り行きだったのですが、「結婚してすぐの頃に、ダンナのお父さんにこんなこと言われたんだよね。その時に、この人の介護は絶対しないと誓ったんだけど、25年経っても忘れられないから、やっぱり介護は出来ないと思う」と。

今日は、友人間のトラブルの愚痴の聞き役。それぞれ、家庭の愚痴、配偶者の愚痴も混ざってきて、嫁ぎ先の愚痴なども……。
それぞれ色々あるんだなあという中で、自分の話も出来て、「それは一発アウト」とコメントをいただき、やっぱり「悲しい」と怒ってもよかったんだと納得できたのです。

今だったら、迷わず怒るんですが、当時は出来なかったんですよね。

帰宅して、夕食はダンナとふたりだけだったので、「面白くない話をしますが、聞いてください」と前置きをして、全部話しました。
ダンナは「ほんとかよ」と。
25年前のその時、自分もそばにいたのに庇ってくれなかっただけのことはあり、忘れているし、疑うような返答。

「こんな嘘をつく必要はどこにもないし、アナタあの時、隣にいましたけど、一緒に笑ってて庇ってくれませんでした。もう今さらお義父さんに謝って欲しいとは思ってないけど、アナタは憶えておいてください」

と言ったら、むっつりと黙りこみました。
逆切れや否定はされなかったし、私は普段そういうことは言わないので、「記憶にないけど、嘘や作り話でもなさそう……」というところなのかなと思います。

これは、言った方は忘れるけれど、言われた方は忘れないってヤツなのでしょうね。

お義父さんは当然忘れているだろうし、ダンナが実際にどう感じているかはわかりませんが、悲しかったことと、ダンナへの失望を伝えてスッキリしました。思い出したくなくて、触れずにきたけど、ずっと言いたかったんだなあ、私。

謝られたわけでもないし、受け入れられたのかもわからないのに、こんなに気分が晴れるものかと驚いています。

何かが変化していくために、伝えるタイミングが今だったんでしょうね。もっと早く言えれば、もっと早く気持ちはラクになったんだろうとは思うのですが。

こういうことも、きっと【縁】の繋ぎ直しには必要なのですね。

自分が不当に扱われることには怒っていいんだと言うことを、この四緑木気で学んでいるように思います。
怒りは、木気に属する感情です。

少しずつ手放して、身軽になっていこうと思っています。

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