【DTMクラシック】フンメル/2台のピアノのための序奏とロンド 変ホ長調,Op.posth.5
1.Un poco Grave. 0:06
2.Allegro grazioso. 3:43
*2002年制作時のものとは音源変更とミックスのやり直しです。
フンメルのピアノ4手用作品は下記のとおりです。
A:オリジナルの作品
1.4手用ソナタ 変ホ長調,Op.51(1811~15)
2.4手用ソナタ 変イ長調 《グランド・ソナタ》,Op.92(1821)
3.2台用序奏とロンド 変ホ長調,Op.posth.5(1839)
4.2台用小即興曲 ハ長調,S.205(1836)
B:作曲者自身により4手用に編曲された作品
1.歌劇「フィンランドのヨハン」序曲,Op.43の編曲
2.オーボエと管弦楽のための序奏(ノクターン)と主題と変奏曲ヘ短調,Op.104の編曲
※この曲自身がOp.99という正規の出版作品として流布しています。
3.大管弦楽のための9つのトリオ付きワルツとコーダ,Op.91の編曲
フンメルの2台ピアノ作品集というCDは数種発売されていますが、上記のAー3と4、B-1はどれにも収録されていません。(Op.43はMP3演奏で販売されています)
この2台のピアノ用序奏とロンドは堂々たる楽曲で、遺作番号(死後に出版)された曲ですが、その構成力やピアノ書法を見ると充実期(1815年以降)の作品であろうと思われます。
モーツァルトのピアノ連弾曲にも匹敵する充実した楽曲です。もっと演奏会で取り上げられてもいい曲だと思っています。
プログラミング:2002年/使用ソフト:Music Pro for Windows Plus
ミックスダウン:2020年/使用Daw:Singer Song writer V.10
使用音源:GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5
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