落語にまつわるお話です。はな平の考える落語の話から、落語の周辺の話、落語家独特のしきたりなどを取り上げています。初めての方が疑問に思うことを取り上げることを念頭に書くマガジンです。
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#真景累ヶ淵
雲助師匠と真景累ヶ淵
先日、雲助師匠と真景累ヶ淵のリレーをやらせて頂きました。
コロナ禍において、自分のルーツは何かというのを考えて取り組み始めた真景累ヶ淵。今回は一番最初の「宗悦殺し」をやりました。
雲助師匠はその二話後の「豊志賀」を口演されました。
中入りに上がって私が「宗悦殺し」をやったので、お客様からすればなんつうことしてんだ(雲助師匠の会だし、持ち時間が減るじゃないか)くらいに思われたかもしれません。
寝ても覚めても『真景累ヶ淵』
コロナをきっかけに真景累ヶ淵を覚えるのがライフワークになりました。それまではこの作品の中では「豊志賀」はやっていたのですが、コロナをきっかけに最初から覚えてみようと始めました。この噺は、切り方にもよりますが全部語ろう(一席30分だと)と思うと15日ほど掛かると思います。最初から言うと、
①「宗悦殺し」
②「深見新三郎」
③「豊志賀」
④「お久殺し〜土手の甚蔵」
⑤「お累の婚礼」
⑥「勘蔵の死」