悪くはない一日

ふっと一息つきながら、継続するにはまずはやることと動画で言っていたので今日も書く。

わたしは打算的だが真面目な性格なので、金曜日に定時後すぐに帰るという印象を緩和させるために木曜日はあえて残業している。
別に華金だからと言っても用事があることの方が少ないのだが、金曜日は週納めとしてパッと帰りたいのだ。
正直バイトなので定時上がりで全く問題ないとわたしの常識の中では思っているのだが、飲み会の時にわたしの面接をした人が、採用基準は残業が多い業界なので、そういった環境でも楽しめる人であると言っていた。
たしかに面接では張り切ってしまったので、残業も楽しめる人間に見えてしまったらしい。それに合わせる必要もないのだが、他人の思う自分というものに合わせたくなる性格だ。友達の前でもこの子の前ではどんなテンションだったかと思い出す作業が必要だった。最近は友達とも頻繁に会うことがなくなり、「わたしたち大人になったよね」を手札にローテーションでいられるようになったので少し生きやすくなった。

こんな風に人に気を遣うのに疲れて、週2のバイト以外ほとんど人と関わらない生活になった。
しかしながら、人と関わらない時を過ごす間に心の傷が癒えて今度はひとりが寂しくなってきた。
自分が結婚しないだろうと思いつつ生きているのは、結婚できないことを自覚したくないがために、自分の意思で決めたことと思い込んでいるのではないだろうかとすら考える。

そんなことを考えながら、グループでいるお客さんがほとんどの商業施設のレストランで残業終わりの木曜日を過ごした。


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