見出し画像

万年筆遊び

私の密かな趣味。万年筆とインク。
万年筆とインクにはまったのは、その造形のカッコ良さと可愛いさからなのはもちろん。
創作をしている自分の作品のキャラクターをイメージして万年筆とインクを選ぶという遊びを編み出してからです。
「この万年筆はあの子イメージでインクはこれにしよう」
インクの名前や色から連想して小説を書いてみるのも楽しいかもしれません。推しキャラがいらっしゃる方は、キャラのイメージで組み合わせるのも楽しいのはないでしょうか?
そんなこんなで、万年筆の魅力に取りつかれ、あれよあれよと数年。

収集癖が活発になっていた時期は、いろんなイベントや文房具屋さんに足を運んだ。
毎年足を運んでいるのは「東京インターナショナルペンショー」
しかし去年辺りから最近は少し遠のいている。
なぜか。
おそらく万年筆・インク集めをしている方も同じ問題にぶち当たっているのではないだろうか?

まずインク、収納が圧迫&使い切れない!
可愛いインクが各社たくさん出されている。
名前、色、ラベル、本当に可愛い。
1回のイベントで最低でも3瓶ほど買ってしまう、ちりも積もれば。引き出しにいっぱい。

インク用引き出し


そしてそして、インクにも消費期限があり、液体なので当然腐るんですよね。この子たちを使わなければいけない。

そして、万年筆たち。
キラキラ可愛いガラスペン。
両手両足の指の数より多い。

青系万年筆とガラスペンで涼しさを表現「冷やし万年筆はじめました」


イベントに行くと欲しくなってしまう。
お安いものならいいけど、金を使ったペン先はお高い。
万年筆の3万円は「あらお安い。お手頃」
という感覚になってしまう。5万から少し考える。10万超えはさすがに一度持ち帰って考える。
そういう世界。
昨今の物価高、金相場高で値段が上がっている問題。前ならこの値段で買えたのに……ちょっと考えよう。
手術後体調がすぐれない時期もあり、乙葉のお財布事情も少々厳しい。節約となると思い浮かぶのが、本づくり、旅、万年筆。
趣味が対象になってしまう。。。

そのような理由から収集は一旦ストップ。
それに、こんなに沢山あるのだから使わなくては。

最近開始した原稿書き、最終チェックは紙に印刷をして行います。
紙の上の方がいろいろ見つけやすい。
新刊のButterfly Effectを書き終わり、いざ紙面チェック!万年筆を引っ張り出してきました。
線や丸をつける派手なインクを入れた万年筆、訂正を書き込む用の万年筆、2本用意。本の気分で万年筆を変えてみることにしました。

今回の新刊原稿では、同じ形の万年筆を使用。
セーラー万年筆 うさぎやさんオリジナル「神庭水簾」
インク:ペントノート しのぶの翠色。
セーラー万年筆 雪椿
インク:丸善アテナインキ 日本橋桜花

雪椿・神庭水簾


日本橋桜花・しのぶの翠色


「雪椿」に「桜」を入れるという季節違いをやっております。
目立つ「朱」がこの桜花だったので。このピンク目立つのよ。あと私の手持ちのインクが青、黒、緑系が多くて、他に派手な色は、ほぼラメ入り。
インクの中にラメの入ったキラキラインクがあります。しかもこのラメ入りインク、万年筆を選ぶ。
ガラスペンなどを使えば問題ないのですが、普通の万年筆だと詰まる可能性があります。
今度赤インクを買いま……ダメ今のを使わないと。
ラメが使える万年筆だってちゃんと持っているので、引っ張り出せばいいのです。
新しい原稿の際、また紹介出来たらいいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?