国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ(HRN)

ヒューマンライツ・ナウは、日本を拠点とする初めての国際人権NGO 。戦争による人命の犠…

国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ(HRN)

ヒューマンライツ・ナウは、日本を拠点とする初めての国際人権NGO 。戦争による人命の犠牲をなくし、搾取や暴力に晒される女性や子どもたちのため、ビジネスで置き去りにされた人々のため、そして日本を人々が声を挙げられる社会にするため活動中。

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ヒューマンライツ・ナウ公式noteフォロワーのみなさまへ

みなさん、こんにちは! ヒューマンライツ・ナウ事務局です。 このたび、団体のブログを移行する運びとなりましたのでお知らせいたします。 移行先▶︎▶︎ https://humanrightsnow.hatenablog.com/ noteに投稿した過去の記事もご覧いただくことが可能です!👀 これからも、人権・当団体に関する有益なコンテンツをアップできるよう努めてまいりますので、引き続きご覧いただければ幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします!

    • 12/15開催世界人権デー記念イベント「コロナ禍が映し出す女性の人権状況」*イベントレポート*

      12月15日、ヒューマンライツ・ナウ関西グループは世界人権デーに合わせて、「コロナ禍が映し出す女性の人権状況」と題したウェビナーを開催しました。(主催:ヒューマンライツ・ナウ 関西グループ 共催:ヒューマンライツ・ナウ) 新型コロナウィルスの影響で世界中の人々の暮らしや人権に様々な制約が課せられる中、DVなどの女性に対する暴力の増加が指摘され、国連も懸念を示しています。 ゲストは2015年から2年間、国連の女性差別撤廃委員会委員長を務められた林陽子弁護士。ご自身の委員とし

      • 11月19日開催 「性暴力被害の実際」 *イベントレポート*

        11月19日(木)に開催したFacebookライブ 「性暴力被害の実際」は、齋藤梓氏をゲストに迎え、ヒューマンライツ・ナウの理事 寺町東子との対談形式で、性暴力被害の実際と刑法性犯罪規定のギャップ、齋藤氏の著書「性暴力被害の実際」制作の裏側、検討会の状況についてディスカッションが行われた。 2017年の改正から、今年再び 2017年に110年ぶりに改正された刑法性犯罪規定についての解説があり、犯罪の構成要件見直し、被害対象者に男性も含まれるようになったことや、被害者の告訴な

        • 10月1日開催 「学校における性被害から子どもを守るために今必要な変化とは」*イベントレポート*

          10月1日、ヒューマンライツ・ナウは、文科省に対して、教師による性暴力の予防や再発防止のための政策を提言している石田郁子氏をゲストに迎え、学校での教師による性暴力の実態、そして子どもたちを守るためには何が必要であるのかを考えるイベントを開催しました。 (イベントアーカイブ動画はこちら) 教師やコーチによる地位関係性を利用した性暴力被害について、ようやく話し合われるようになってきました。しかし、現行法では、教師による性暴力を処罰することが困難なため、新たな加害が繰り返されてし

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        • 女性の人権プロジェクト
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        • ヒューマンライツ・ナウ事務局より
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        記事

          人権はどうやって学んだらいい?

          執筆:敬和学園大学人文学部国際文化学科准教授/国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ理事 藤本 晃嗣   私は、高校などからの依頼で、人権に関する講演をする機会を頂くことがあります。講演が終わった後、教員の方から、「人権を尊重するためには、心の教育が必要なんですね」という感想をいただくことが稀に(?)ありますが、実は私は講演でそんな話を全くしていなかったりします。私の経験からは、「心の教育」という言葉は教育現場では、「優しい心」、「他者への親切な気持ち」を育むことなどと同じ

          人権はどうやって学んだらいい?

          8/28開催「性暴力のない社会のために、今、私たちにできること」質問回答票

          8月28日、ヒューマンライツ・ナウ(以下、HRN)は、JANICグローバル共生ファンドの中間報告イベントとして、『性暴力のない社会のために、今、私たちにできること』を開催いたしました。 イベントには、ジェンダー平等実現のために様々な立場から活動されている小島慶子さん、鎌田華乃子さん、清田隆之さんをお呼びし、性暴力を構造的に捉え、個人にできるアクションを考えました。 今回は、時間の関係上、イベント中に回答することができなかった参加者のみなさまからのご質問にお答えします。

          8/28開催「性暴力のない社会のために、今、私たちにできること」質問回答票

          8/28開催「性暴力のない社会のために、今、私たちにできること」*イベントレポート*

          8月28日(金)、ヒューマンライツ・ナウでは、ジェンダー平等実現のために様々な立場から活動されている小島慶子さん、鎌田華乃子さん、清田隆之さんをお呼びし、性暴力を構造的に考え、個人にできるアクションを考えるオンラインイベントを、JANICグローバル共生ファンドの助成により開催いたしました。 刑法性犯罪規定の見直しが進み、”大きな社会”が変わろうとしている今、身の回りの”小さな社会”を変えていくために私たちができることを、匿名で意見を募るメンチメーターを使用しながら、参加者の

          8/28開催「性暴力のない社会のために、今、私たちにできること」*イベントレポート*

          次世代に向け、カラフルなヒューマンライツ・ナウを(新役員のご紹介を兼ねて)

           みなさま、いつもお世話になっております。ヒューマンライツ・ナウ事務局長の伊藤です。  新型コロナウイルスの影響で、夏休みの気分転換などもままならずすっかり秋を迎えてしまいましたね。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。  さて、最近嬉しかったのは、伊藤詩織さんが大坂なおみ選手と並んで、タイム誌の世界で最も影響力のある100人に選ばれたことです。(この記事に私もオーサーとしてコメントを掲載しています)。  ヒューマンライツ・ナウでは#MeTooの声を上げた伊藤詩織さんを応援

          次世代に向け、カラフルなヒューマンライツ・ナウを(新役員のご紹介を兼ねて)

          7/12開催「〜クラウドファンディング応援〜同意のない性行為は犯罪?!今、法改正が必要な理由」*イベントレポート

          7月12日、ヒューマンライツ・ナウでは「〜クラウドファンディング応援〜同意のない性行為は犯罪?!今、法改正が必要な理由」と題したウェビナーを開催しました。 刑法の性犯罪規定に関しては、2017年に110年ぶりに大幅改正されましたが、積み残された課題は多く、3年後である2020年に、規定が再度見直されることが約束されました。 今年6月から刑法性犯罪規定の改正に向けた検討会が発足し、現在も続いているのですが、2017年の大幅な刑法改正から積み残された課題の一つが「暴行・脅迫要

          7/12開催「〜クラウドファンディング応援〜同意のない性行為は犯罪?!今、法改正が必要な理由」*イベントレポート

          8/5開催「みんなで変えよう!日本の性犯罪規定における問題点」質問回答表

          8月5日、ヒューマンライツ・ナウ(以下、HRN)は、JANICグローバル共生ファンドの中間報告イベントとして、『みんなで変えよう!日本の性犯罪規定における問題点』を開催いたしました。 HRNで女性の権利問題に関わる声明や改正案の作成をしている教授1名及び弁護士4名が登壇し、現行の性犯罪規定の問題点と私たちが求める改正案について、事例を用いて解説しました。 今回は、時間の関係上、イベント中に回答することができなかった参加者のみなさまからのご質問にお答えします。 質問1 集

          8/5開催「みんなで変えよう!日本の性犯罪規定における問題点」質問回答表

          【後編】8/5開催「みんなで変えよう!日本の性犯罪規定における問題点」*イベントレポート*

          8月5日、ヒューマンライツ・ナウは、JANIC共生ファンドの中間報告イベント『みんなで変えよう!日本の性犯罪規定における問題点』を開催しました! HRNで女性の権利問題に関わる声明や改正案の作成をしている教授1名及び弁護士5名が登壇し、現行の性犯罪規定の問題点と私たちが求める改正案について、事例を用いて解説しました。 今回の記事では、当イベントの後半、現行法の問題点(後半)・検討会に関する報告をお伝えしていきます。(noteではイベントで紹介した事例の一部を取り上げます。

          【後編】8/5開催「みんなで変えよう!日本の性犯罪規定における問題点」*イベントレポート*

          【前編】8/5開催「みんなで変えよう!日本の性犯罪規定における問題点」*イベントレポート*

          8月5日、ヒューマンライツ・ナウ(以下、HRN)は、JANICグローバル共生ファンドの中間報告イベントとして、『みんなで変えよう!日本の性犯罪規定における問題点』を開催いたしました。 HRNで女性の権利問題に関わる声明や改正案の作成をしている教授1名及び弁護士5名が登壇し、現行の性犯罪規定の問題点と私たちが求める改正案を、事例を用いて解説しました。 イベントの様子を前編・後編に分けてお伝えいたします。ぜひ、最後までご覧ください。 *   *   * はじめに、伊藤和子

          【前編】8/5開催「みんなで変えよう!日本の性犯罪規定における問題点」*イベントレポート*

          インターンの声を聞いてみよう!~第2弾 女性の権利プロジェクト・広報~

          ヒューマンライツ・ナウの活動を支えてくれているインターンの声を紹介するこちらのコーナー。 今回は、女性の権利プロジェクト・広報を担当するインターン3名が、日々の業務や経験を語ってくれました! 1.R.K(女性の権利・東京事務所 2020年4月~)  高校生の頃から貧困問題や社会の格差に興味があり、大学では主にアフリカ地域の文化人類学(特に人の移動)や難民政策について学んでいました。NPOの仕事や人権問題にも関心があり、大学院進学までの時間を有意義に使いたいと思っていたの

          インターンの声を聞いてみよう!~第2弾 女性の権利プロジェクト・広報~

          7/1開催「〜クラファン応援〜みんなに知って欲しい!性犯罪に関する刑法の今とこれから」*イベント報告レポート*

          7月1日、ヒューマンライツ・ナウがウェビナーを開催し、好評につき増枠を重ね約100人もの方にご参加いただきました。 テーマは「〜クラファン応援〜みんなに知って欲しい!性犯罪に関する刑法の今とこれから」。フリーアナウンサーでHRNプロジェクトサポーターの佐々木真奈美をファシリテーターに、Voice Up Japan代表の山本和奈さん・ライターの小川たまかさん・ヒューマンライツ・ナウ伊藤事務局長が、日本の性犯罪に関する刑法改正の重要性をお話しいただきました。 トップバッターは

          7/1開催「〜クラファン応援〜みんなに知って欲しい!性犯罪に関する刑法の今とこれから」*イベント報告レポート*

          インターンの声を聞いてみよう!~第1弾 ビジネスと人権プロジェクト~

          ヒューマンライツ・ナウでは、人権問題のカテゴリー毎にプロジェクトが分かれており、それぞれ担当のインターンが日々の業務を支えてくれています。 今回は、ビジネスと人権プロジェクトから3名のインターンをご紹介します! インターンを始めたきっかけ、普段の業務内容、インターンを通して得た経験などを語ってくれました。 1. 喜多山 涼(東京事務所2020年4月~) 高校2年生の時に私にとって初めての途上国である南アフリカにボランティアに行き、とても衝撃を受けたのを覚えています。そ

          インターンの声を聞いてみよう!~第1弾 ビジネスと人権プロジェクト~