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「魅力的な意思決定」は人を引き付け、才能を引き出す源泉になる 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】

 年代関係なく、独立・起業したいという相談を受けることが増えています。
 特に最近は、副業や兼業も含め、今までと違う形で働きたいという相談が増えています。

 そういう相談を受ける場合、いつも「やってみれば…」という無責任な回答をすることがほとんどです。
 話を聞くと確かに成功する可能性が高いと感じることもあれば、低いと感じることもあります。
 しかし実際は、やってみないとわからないというのが、ほとんどではないでしょうか。
 一番大事なのは「やってみる」という意志、周りから何と言われても実行する意志の有無だと思います。

 さらに「やってみれば…」と言った後に、「駄目だったら、また考えれば…」と無責任な回答を付け加えています(今更ですが、相談に来た方に失礼な回答をしているようで、申し訳ありません)。
 ただ、「やってみれば…」と、前に一歩踏み出す勇気も必要だと思いますし、「駄目だったら、また考えれば…」と、リスクを感じれば、すぐに引き返す勇気も必要だと思います。
 本当に進みたい道であれば、一旦引き返しても、条件が揃えば、また挑戦できると考えています。

 起業や独立に限ったことではありませんが、組織・チームをリードしていく人材には、「決める」ことが求められます。
 前に進むのも、引き返すのも大事な意思決定です

 元気な組織は、「決める=意思決定」が早く、多いという印象を受けます。
 「多い」と言うのは、同じ方向に進む場合においても、タイムリーに見直しを行い、同じ方向に進むと言う意思決定を繰り返ししているという意味です。
 逆に、元気が無い組織は、「決める=意思決定」が遅い(または、保留する)という印象を強く受けます。

 組織・チームを運営する中で意思決定はとても大事です。思わずついていきたくなる意思決定もあれば、思わず?やる気を削がれる意思決定もあります。
「魅力的な意思決定」は人を引き付け、才能を引き出す源泉になります。

 不確実な時代であればあるほど、個人にもチームにも推進力を与える「魅力的な意思決定」が欲しいところです(笑)
 正解が見えない時代に希望の火を灯す魅力的な意思決定…増やしていきたいですね。

<ヒューマナイズ通信 2023.08.23掲載 一部修正>
 https://humanize.co.jp/

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