繋がりの脆さ、面白さ! 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
人材に関する仕事を続ける中でいつも思うことですが、絶えず新しい出会いがあり、繋がりが生まれてきます。
繋がりが繋がりを生み出すこともあり、時には良くも悪くも、想定以上に拡大する、増殖する、そういうことも起こります。
その一方で、繋がりが弱くなることもあります。
大切なことは、繋がりが切れているのではなくて、弱くなったり、薄くなったり、細くなったり、状態が変化していることです。
表現は様々ですが、無くなっているのではなく、在る・存在しているが、以前ほどの繋がりを感じ取れない状態にも変化すると言うことです。
強くなったり、弱くなったりしながら、絶えず積み重なっていく年輪のようなものだと考えられます。
強い(濃い・太い)繋がりだけではなく、距離感があったり、疎遠であったりする、繋がりも大切です。
繋がりが強い部分に“個性”や“らしさ”を感じることがありますが、個人的には、むしろ繋がりが弱い部分に“個性”や“らしさ”が現れているような印象も受けます。
繋がりの強さ・弱さは、絶えず変化しています。
自分の働きかけである程度コントールできるものもありますが、最終的には相手あってのものなので、どちらか一方の思惑通りに進むものでもありません。
予測不能・制御不能な脆い関係性の中で、絶えず新しい意味が生成されている…可能性の塊であるとも言えます。
そういう意味では、繋がりが弱い部分の方が、より多くの可能性を秘めているのかもしれません(笑)
眠れる?貴重な資源をたまに探ることも必要です。
誰かと一緒にやること、できることの拡がり…一人では想像(創造)できない繋がりの面白さを、楽しみたいですね。
<ヒューマナイズ通信 2022.04.20掲載 一部修正>
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