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KAZコラムVol.41

皆さまこんにちは、ヒューマングループ公式noteの編集担当 朝永です。

さて今回のコラムは、社長の内海が5年をかけて挑戦したトライアスロンについての内容です。夢に挑戦していく内海の姿を想像しながら読んでいただければと思います!

KAZコラムVol.41 ”情熱万歳・・・”

(葉加瀬太郎さんの”情熱大陸”の音楽を聴きながらお読みください・・・笑)

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<ヒューマンニュースレターVOL.41(2013年12月発行)より転載>

ヒューマングループ 代表取締役 内海 和憲

 2007年7月に母校である佐世保南高校の同窓会会長に就任しました。
会長として生徒の皆さん、そして先生方と数多く接する時間を得る事ができ、とても良い勉強をさせて頂いています。
特に全校生の皆さんの前で話しをする時、“将来に向けて目標をもって努力してください”と言いながら、“自分はどうなんだろうか”と自問自答している時に、ただ“頑張れ”というのではなく、自分自身も高い目標をもって行動する“ING・・・現在進行形”の話しをしないと説得力がない事に気づきました。

 過去自分がやりたくてあきらめた事、それは“トライアスロン”でした。
泳げなかった私は、40歳の時にスイミングスクールに通ってトライしたのですが、やっぱりだめでした。一生トライアスロンにチャレンジできないと諦めていました。
 この事を思い出し、友人であるスイミングスクールの緒方オーナーに、おそるおそる“泳げないが・・・トライアスロンにチャレンジしたい、できれば3年後に!”と話しましたら(結果は5年かかりました)、“いいですね、夢があって面白い!ぜひやりましょう。全面応援します!”と心強く返事をいただき、その場でスイミングスクールの入会申し込みをしました。
 
 2008年3月10日、スイミングスクールレッスンスタート。2008年5月全校生の前で“トライアスロンチャレンジ宣言!”
全校集会の度に500m泳げるようになった~1,000m泳げるようになったと報告。
泳ぎの練習を続けながら、次は自転車を購入。休みの度に教習所のコース内をひたすら練習。
 2010年7月にはオープンウォーター2,500mに参加。制限時間(1h15)をはるかオーバーの1時間45分でゴール(今思うと無謀なチャレンジでした・・・笑)
 2011年は福岡で開催されたアクアスロン(水泳&ランニング)に参加、なんとかゴールしたものの、泳いだあとの体力不足を痛感。もっと体力をつけないとトライアスロンは完走できないと気付く。

 2012年5月ハワイで開催される大会(オリンピックデスタンス=水泳1500m・自転車40km・ランニング10km)にエントリー。しかし大会の1ケ月前に腰を痛めてダウン。原因はストレッチと筋力不足!ストレッチの専門の方に指導を受け毎朝30分~45分のストレッチを習慣化、更に筋力トレーニングのために加圧トレーニングを開始。

 2013年5月19日、一年遅れでしたが、念願のハワイの大会に出場!
結果は目標の3時間50分を切る3時間49分4秒でゴール・・・。
 しかし競技中は苦戦の連続でした。勢い込んで海に飛び込んだものの、100m泳いだところで呼吸するために口をあけた瞬間、ボートの波が口に入り潮水をたっぷり飲み込み、呼吸が乱れ大パニック状態。
アップアップしながら“あーもうだめだ!”右側の海岸を見ながらリタイアしたい気持ちが湧きあがり・・・あまりの辛さに涙が出てきました。
しかしここで止めたら“いままで応援してくれた皆さんに顔向けできないし、格好悪すぎる”と必死に我慢しながら、気持ちを落ち着かせ、泳ぎ続けました。
1500mを43分~45分で泳ぎきる予定でしたが、54分かかりました・・・。

 よろけながらなんとか自転車の場所に到着、ウエットスーツがなかなか脱げずにまたまた苦戦。

 本来はここで栄養補給しながら準備する予定でしたが、余裕なく補給できずに自転車スタート。
前日夜、競技中に後輪そして前輪がパンクした夢を見ていたので(笑)、しっかり道路の状況を見ながらの走行。心臓も落ち着きを取り戻し快調に走行?
自動車学校のコースの練習の成果で予定より10分早く到着。

 泳ぎの遅れを取り戻し“3時間50分をなんとか切れそうだ!”と思い、よーしと気合をいれながらラン開始。
覚悟はしていたのですが・・・暑さと自転車で足の疲れがでて思うように足があがらない・・・。
1kmごとの目印を目標に走りながら~なんとしても目標タイム内で完走する事のみを考えながらのランでした・・・。

 あと1km地点でなんとかいけるとわかった時に“この1kmを楽しみながら走り切ろう”と気持ちを切り替え、ラストスパート!
あと50m・・・。

 フィニッシュタイムは3時間49分04秒でゴール・・・。
ゴールの瞬間もっと感動があるのかと思っていたのですが、“疲れた・・・あーやっと終わった!・・・。”
 しばらく休憩後、ビールを飲みたい気持ちを我慢しながらホテルに戻り、冷えたビールを一気に飲みほしたあとにじわじわと喜びが湧きあがってきました。

 翌日の朝、軽いランニングをしている時、レース中の事を回想。
ウエットスーツは着ない方がよかった、自転車はもっと練習が必要だ、ランニングは走り込み不足、中継地点の流れはやっと理解できた・・・等々考えていると、練習を続けていけばきっと3時30分は切れる!
いや、もしかしたらこの延長線上で2年練習を続けると、3時間は切れるかも・・・??

昨日ゴールした時は“トライアスロンはこれで終わり!!”と思っていたのに・・・笑(困ったもんです)。

 今年63歳になりました。
 23歳で世界一周の旅、26歳で会社の大きな事件を体験、32歳で人生の師と出会い、36歳でホノルルマラソンチャレンジ、39歳で青年会議所理事長、40歳代アメリカビジネスにチャレンジ、50歳で業界のプロジェクトに参加、そして母校の同窓会会長~と新しい事に情熱をもってチャレンジしていくと、今までと違った世界がたくさん見えてきました。

 これからも更に自分を磨くために、多方面に行動していきたいと念じています。

 トライアスロンのスタートラインに立った時、5年間多くの皆さまからの支援を受けたことを思いだした瞬間、背中一杯に愛を感じました。
 母校に感謝、ビートスイミングの緒方社長とスタッフの皆さん、体のメンテをしてくれた栗山さん、神宮さん、自転車の指導の石崎さん、加圧トレーニングの皆さん、そしてヒューマングループ全スタッフの皆さん・・・に感謝。

 最後にヒューマンファミリーの千恵子さん、梨恵子さん、幸子さん・・・勇二君、応援本当にありがとうございました!
 
PS:内海和憲クレド
  “ 情熱をもって日々努力する、感謝を行動で表す、祭り心を忘れない ”


朝永のつぶやき

最後まで読んでいただきありがとうございます。ここからは担当がコラムを読んだ感想をまとめたプチコーナーです♪

今回のコラム、皆さまいかがだったでしょうか?私は文章を読んで、社長の”情熱”を感じました!(まさに情熱大陸の曲のように・・・笑)

どんなことでも夢や目標をもって挑戦するということは、自分だけでなく周囲にもそのやる気や元気を広げるすごいことですよね。そして、コラムを読んで、何事も始めるのに早い・遅いというものはないんだ!ということに気づきました(*^-^*)

仕事でも趣味でも小さな夢や目標がたくさんあるので、私も社長のように何歳になっても夢を追いかける人でいたいと思います!!

それでは今回はこの辺で、また次回お会いしましょう!

次回の「KAZコラムVol.42」は8月25日(火)更新予定です。


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