見出し画像

【旅行記】2泊3日の青春18きっぷ 女子1人旅 関東発 東北行(後編)

今回は2泊3日の青春18きっぷ1人旅の後編になります。
後編は仙台を拠点として、宮城県内を少し観光し、帰宅するまでの道のりとなっています。
行程はこちらの通りです。

仙台→石巻→松島海岸→仙台→原ノ町→いわき→勝田→上野

3日目はどんな旅になったのでしょうか。


仙台~石巻

6時起床。
かなり疲れていたのですが、どうしても行きたい所があったので、頑張って起きました。
コンビニおにぎりを食べて急いで片づけをして、チェックアウト。
仙台駅へと向かいました。

最初の目的地は石巻。
震災について学びたいと思っていたので、石巻にある震災遺構へと向かいました。

東北本線の快速で石巻に行きました。
大体1時間くらいです。

この日は朝は少し曇っていたのですが、電車に乗っているうちに晴れていきました。

石巻散策

電車に揺られてあっという間に石巻に到着しました。


石巻は商店街が並んでいたり、港町らしさを感じました。
あとは、漫画家の石ノ森章太郎さんの作品が、まちのいたるところにありました。

駅にあったオブジェたち

最初の目的地は、震災遺構です。

震災遺構がある門脇地区は歩いて40分くらいだったので、今回は石巻の観光協会に行き、自転車をレンタルしました。
観光協会は駅から歩いて5分もかからない所にあります!
レンタル料は1時間500円でした。

そこで、アシストつきのロードバイクをレンタルしました。
晴れてて日差しが強かったので、とっても暑かったです。

ヘルメットをしっかり装着し、サイクリング開始!

22歳の女が1人で真剣な顔して自転車漕ぐのがちょっとだけ恥ずかしかったです、、、、(笑)

町にもカフェなどがたくさんあって寄り道したくなりました。

15分ほど走行。
門脇小学校へ到着しました。

入館料を払って、門脇小学校に入校しました。

そこにあったのは、自然の脅威を感じずにはいられない、胸が痛む展示物の数々。

津波の威力を痛感させられると同時に、突然日常が奪われてしまうことへの虚しさ、悔しさを感じました。

展示品の中には、津波の被害の大きさが分かるものだけでなく、当時の生徒の作品など、小学校がみんなの学びの場であったことを実感させるものもありました。

特に印象に残っているのは、石巻市の被災前と被災後の比較です。

※こちらは、門脇小学校ではなく、津波伝承館で撮影した写真になります。

かつて門脇地区は、小学校を中心に集落が広がっていましたが、今では、家は少なく、小学校は閉校して震災遺構となりました。
しかし、一度は離れたけれども、門脇に戻ってこられたという方もおられました。
自分が育った街に戻り、復興に尽力される姿に、胸を打たれました。

そして、門脇小学校を後にして隣に位置する、みやぎ東日本大震災津波伝承館へと足を運びました。
津波伝承館では、実際に被災された方の声や、復興の取り組み等が展示されていました。

津波伝承館にある丘に登り、周囲を見渡してみました。

中央にある建物が津波伝承館

そこには青い青い夏空が一面に広がっていました。

震災遺構を巡って分かったことですが、石巻は古くから津波の被害を何度も受けて来たそうです。
しかし、今でも人が住んでいるということは、被災してもなお、復興してきた人々の力があるからなのだと強く感じました。

日本は災害大国で、南海トラフなどの巨大地震の脅威もあります。
備えることも大事だけれど、震災を乗り越えるために、復興に向けて努力してきた人々の歴史にも、一層目を向けていきたいと感じました。

そして、再びレンタルサイクルに乗り、石巻地区を散策してみました。
石ノ森萬画館の近くに、道の駅のような建物があったので、入ってみました。

どうやら、いしのまき元気いちば という施設らしいです。
施設の一階にはお土産や魚介類が売られていました。


思わずこちらの「地魚刺身盛合せ」に惹かれてしまいました。。。

魚の輝きが地元のスーパーと違っていました。

あいにく私は、自転車で1人旅だったので保冷が効かないことを理由に、買うことを諦めました、、、(涙)。
他にも様々な種類の海産物が売られていました。
お土産コーナーもすごく充実していましたよ!

施設の2階に上がるとレストランになっていました。
そこで、地魚の漬け丼を注文しました。

歯ごたえのある新鮮なお魚がとっても美味しかったです!!!
石巻で海鮮を味わうことが出来て嬉しい、、、。

ご飯を食べた後、レンタルサイクルで再度移動し、観光協会へと向かいました。
自転車は2時間借りて1100円でした。

そして、石巻から松島海岸へと向かいました。

松島海岸

松島海岸駅へと到着。

石巻から松島海岸までは、47分くらいでした。
台風の影響もあってか、天気はちょっと曇りでした。

松島海岸は、景勝地をぐるっと回る遊覧船があったのですが、時間が足りなかったので乗れませんでした(泣)

そこで、海岸沿いを散策しました。
和風の建物が多く、古き良き街並みだなあと感じました。
お土産屋さんも道中にたくさんありました!

あとは、これまでの観光地と比べて、外国人観光客の方が多かったです。
やはり、日本三景と呼ばれているくらい有名な場所なのだと実感しました。


遠くまで見渡せそうな建物があったので登ってみました。

写真のセンスが無さ過ぎてあまり伝わらない…

実物で見たらこの写真の100倍は絶対に綺麗です!!!

海岸沿いも散歩してみました。
下の写真に映っているのが遊覧船ですね。

本当はもっともっと巡ってみたかったのですが、時間の兼ね合いもあるため、途中で引き返すことに。
気持ち早歩きで、さくさく歩いていました。

駅まであと少しというところで、生牡蠣の旗を発見!

な、、なまがき???

魚介類大好き人間の私は、牡蠣に釣られてお店についつい入ってしましました。
生牡蠣が一個300円で売っていて、その場で食べれるとのことでした。
牡蠣を1つ注文し、そわそわしながら待機。

すると、大きな牡蠣が目の前に運ばれてきました!!!

美味しい美味しい牡蠣

こちらの牡蠣になります!

醤油をかけて食べました。

う、、うますぎる、、、、、

味をひとことで表すなら「超濃厚なジュース」ですかね。

口の中でとろける牡蠣のうまみがたまらなく最高でした!!!
人生で食べた牡蠣の中で、間違いなく一番美味しかったです。

そして、美味しい美味しい牡蠣は一瞬で食べ終わったので、走って駅まで向かいました。超ギリギリ間に合いました。

そして、電車に乗って、仙台まで向かいました。

仙台から上野まで

仙台に到着しました!
コインロッカーに預けていた荷物を回収し、帰りの電車に乗りました。

帰りは約7時間くらいだったと思います。
行きと全く行程で帰りました。

帰りも同じく4回乗り換えでした。
あまりにもへとへとすぎて、半分気を失っていたような気がします(笑)。

南の方に下がれば下がるほど雨が強くなっていき心配でした。

しかし、大きな遅延をすることも無く、無事最寄りに到着しました。

超疲れたけど、超充実してて良い旅でした!

まとめ

旅の費用

ここで皆さんが気になるであろう、旅の費用についてご紹介します。
費用はこちらです。

► 交通費
・青春18きっぷ×3日分 
 2410×3=7230円
・レンタルサイクル 1100円
・平泉巡回バス 400円
 計 8730円

2泊3日で移動してしっかり観光した割には、結構抑えられたのではないかなと思っています。また、お盆シーズンにこの価格で旅行が出来たのはだいぶラッキーだったかなと思います。

► 宿泊費
・盛岡 1000円
・仙台 1000円
 計 2000円

こちらは、所属している健康保険組合の割引が効いて1000円で泊まることが出来ました!しかし、もともと安いホテルを値引いてもらったので、宿泊に特にこだわりが無い方にお勧めの手法かなと思います。

► 施設入館料
・中尊寺金色堂 1000円
・宮沢賢治童話村、宮沢賢治記念館 550円
・震災遺構 600円
 計 2150円

入館料は以上の通りでした。
ここまでの合計で、12880円でした。

► その他
しかし、私は、上にも記載した通り食とお土産に惜しみなくお金を使ったので、合計で37067円になりました(笑)
沢山食べたなあと思いますが、全然後悔してないです!
東北の良さを精一杯味わうことが出来たと思っています。

あとは、夏は暑い分、ペットボトルを何本も買うことになったので、節約されたい方はマイボトルをお勧めします。
諸々節約されたい方は、3万円以内でも余裕で旅が出来ると思います。
鈍行の旅、良かったら参考にしてみてください。

最後に

初めて東北に行ったのですが、美しい田園風景、美味しいご飯、優しい人々に囲まれてすごく幸せな時間を過ごすことが出来ました。

普段仕事をしているだけでは得られないような、穏やかでゆったりとした空気を想う存分味わいました。

東北、大好きです!
また行きます!

次は三陸鉄道に乗ってみたいなあ。。

インスタグラムのストーリーで旅の経過をたくさん載せてたら、「鈍行ガール」と呼ばれたのはここだけの話、、(笑)

3つにも渡る記事になりましたが、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!
1人旅は、あまり人と話さないので、私が思ったこと、感じたことを見て、誰かが笑顔になってくれたらとても嬉しいです。

今後も、様々なところに旅をする予定なので、是非是非楽しみにしていてください!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?