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実録!ビジネスゲームを使った新入社員研修!〜新聞社様編



1.ビジネスゲームを使った社員研修とは?

⑴ 公認会計士実務経験に感じた「教育」の重要性

 私が公認会計士合格後に事務所に入所し、様々な企業さんや社長さんにお会いしてきましたが、そのときに痛感したことがあります。それは次の2点です。

第1:経営者や幹部の方々がちゃんと学ばないとアドバイスが全然実行されない
第2:業績の良い会社は、社員教育・人材育成がちゃんとしている

この点から、私は監査業務は全然する気はなく、「人づくりこそ国づくり!」との思いのもと、現在、「人財育成コンサルタント」として人財育成事業に取り組んでおります。

そして、今回の記事では、先週に行いましたとある大手新聞社様の新入社員研修の模様をご紹介したいと思います。

⑵ ビジネスゲームを使った研修で何を学ぶのか?

今回、新聞社様の新入社員さん向けに、私が独自開発したビジネスゲーム(特許審査中)を使った研修を行いましたが、この研修では下記のことを身につけていただきます。

チームを組んでゲーム内で会社経営を疑似体験します

第1:ゲームを通してビジネスを1つ上から俯瞰してもらい、ビジネスの流れなどを理解してもらう

第2:チームを組んで会社経営をすることでチームビルディングについても学んでもらう

2.今回の研修で学んでもらったこと

ファシリテーターと一緒に経営について考えています

⑴ ビジネスを「数字」の視点から見れるようになってもらう

私が開発したビジネスゲームの最大の特徴は「ビジネスと経営数字」の関係性を学び、「経営数字の観点からビジネスを見れる」ようになる、というものになります。

今回、研修の最初に私は、

「ディズニーランドってありますよね?いま、その運営状況はどうなっていますか?」

「運営会社の資産や借金の状況はどうでしょうか?顧客満足度や従業員のエンゲージメントってどうなっていますか?」

と問いました。そのうえで、

「ディズニーランド中で働いていたとしても、全体的なことは客観的には分かりませんよね?会社の全体状況を客観的に知るためには数字を使う必要があるのです。だから、今回の研修では皆様に経営数字を学んでいただくのです。」

ということをお伝えし、今回、ビジネスゲームを使って何を学ぶのか?なぜ、それを学ばなければならないのかを理解してもらったうえでゲームに入っていきました。

研修の受講者には、2人1チーム、または3人1チームとなり、ゲームボード上で会社を経営してもらいます。

そのとき、自ら決算書を作成し、さらには経営分析までしていただきます。このことで、自らの経営判断が、どのように経営数字に表れてくるのかを体感的に学んでいただくわけです。

⑵ 組織としての役割分担と相互チェック

私自身、公認会計士事務所時代に、上場企業の「内部統制」をみてきた経験から、組織活動での役割分担や相互牽制の仕組みの重要性を理解しておりますが、
新入社員さんは、学校でそんなことを習わないので、その理解も意識もありません。

そこで、私のビジネスゲームでは、チームを組んでゲームを進めることで、上記のことを「体感的」に学んでいただきます。

3.受講者のご感想

以上のような形で行った新入社員研修(今回は2時間のみ)ですが、受講していただいた方から下記のようなご感想をいただきました。

長々と研修の内容を書くよりは、感想を読んだ方が遥かに分かるかと思いますので、ご紹介いたします!

「ゲーム中に何となくした判断について、どこがよかった、どこがよくなかったと他チームと比べながら議論したことで理解が深まったと感じました。楽しく学べる貴重な機会をありがとうございました。」

座学では分からなかった経営の基本的な考え方を、ゲームを通して感覚的に理解することが出来た。」

「難しいと感じてたビジネスについてゲームをしながら学ぶとわかりやすいと感じた。 これから社会人として必要な知識だと思うので勉強したいと感じた。」

「あまりビジネスのことを今まで学ぶ機会がなかったため、とても新鮮でしたし、数字で見る大切さがわかりました。特にゲームでは、私はサイコロという不確実なものに頼っていたので、ビジネスはある程度慎重におこなうことが大事なんだと感じました。ありがとうございました。」

「会社を経営するためにお金をどのように動かして利益を出していくのかをゲームを使って知ることができ、いままでは難しくて考えもしなかったことがゲームを通じて枠組がわかったことでいろいろ調べてみようと思うようになった。」

世の中が不確実な中で、どのように事業を展開していくかという最後のメッセージが印象に残った。」

大学で簿記を取っていたのですが、難しくて途中で諦めてしまいました。しかし、今日のようなゲーム方式、付箋で計算していくことで馴染みやすく、理解できました。 ビジネスと数字は切り離せないものだと思うので、今後も勉強していきたいとおもいます。」


はい、いかがでしたでしょうか?

以上のような形で、私は「人財育成のプロフェッショナル」として、企業様の「人的資本」の構築をお手伝いしております!

ぜひ、会社の経営でなかなか成果がない方や、人財不足や人財育成でお困りの方、事業の将来性が不安な方などは、お問い合わせください。「人づくりは、国づくり」そして「会社づくり」の精神で人財育成に従事しております!

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お問い合わせ先→hirai@m-cass.co.jp

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