自分も他人も縛りつけない
「~すべきだ」
「~はこうあるべきだ」
「~でなければいけない」
これらは、自分の中にあるルールや常識といったものです。
「いやいや、それは世間一般的に常識だろうし正しいだろう!」
と自分はそう思っていても、他人は、そう思っていないこともある。
人は、生きていく過程で、親や学校の先生や上司や周囲の誰かに刷り込まれたり、自身の理想郷を持ったり、自分自身あるいは世間一般でのルールを自分の中に作り上げていくものです。
それが、生きていく過程でプラスに働けば良いのですが、時には他人を苦しめてしまうことにも繋がりかねないものです。
自分にとっては、当たり前、常識と捉えていても、人によっては、
「それ、おかしくない?」、
「いやいや、違うでしょ?!」
っていう現象が起きてしまうのです。
自分の中にあるルールや常識が強ければ強いほど、他人を苦しめる結果にもなるわけです。
それらの自分のルールや常識を自分にだけ当てはめるだけでなく、他人にもそれを強要してしまうと、他人にとっては迷惑でしかありません。
そして、もっとたちが悪いのは、自分のルールや常識に他人が反している言動や行動をとると、その人に対して軽蔑したり、攻撃的になります。
ほんと、迷惑です。
そして、もっと、もっと悲惨なのは、他人を苦しめたり、迷惑をかけるだけでなく、今度は自分にも返ってきます。
他人から反発や嫌悪感を持たれて、他人との信頼関係が壊れてしまう。
そして、自分自身のルールや常識に囚われて、自分をがんじがらめにして自分自身を苦しめてしまうのです。
そうなると、お先真っ暗です。
自分だけの正解にこだわらず、他人の正解にも耳を傾ける必要があります。
それから、判断しても決して遅くは有りませんよ。
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