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ファシリテーションについて

■ファシリテーターの役割

・会議のスタートからゴールにかけての「はしご役」と言われています
・メインはあくまで参加者、積極的に意見を吸い上げ、時に脱線しそうな時には元のルートに戻したり、意見を集約させて結論まで導くという役割です
→一言で言うと1対多の"コーチング"です

■会議の流れ

(1)準備
・少なくとも1時間前までには資料を配布、リマインダーをしておく
(2)開始
・開始宣言
(3)話し合い
・拡大(テーマに沿って意見を広げる)→集約(意見をまとめていく)→活用(最終的な結論を導く)
・話し合いは見える化(ホワイトボードなどを活用)する

■テクニック・技法

・拡大
→目的は「全員の意見を引き出すこと」
→否定的なことは言わず、ブレーンストーミング式で進める
→オープンクエスチョン(「なにかアイディアはありませんか?」「思いついたことはありますか?」等)を活用
→あまりにも質問が漠然とし続けると逆効果になるため「"みんなが活性化"するような案はありますか?「"より効率的に"進める方法についてアイディアはありますか?」といった焦点を絞る工夫も必要
 ※突拍子もない回答が来た場合は「斜めから来ましたねぇ」と流すのも有

・集約
→目的は、拡大した案・アイディアを集約していくこと
質問、進行例
 「これまで出し合った意見の中で、最も大切にしたいポイントは何ですか?」
 「これまで出てきた意見の中で、実現可能なアイディアを絞り込んでいきましょうか」
 「もしかしたら組み合わせられるアイディアもあるかもしれませんね。(間)〇〇さん何か思いついた事などありますか?」

・活用
→集約した内容について、「具体的な結果を出すこと」
・Who(誰が)、What(何を)、How(どのようにする)、When(いつまでに)をはっきりさせましょう

          参考文献:13歳からのファシリテーション クラスで、
        学校で、社会で役立つコミュニケーション力が身につく本

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