ストレスケアについて
■ストレスとは?
→外部から何らかの刺激を受けたときに感じる緊張感
「適度な状態」であれば活動パフォーマンスが上がり、必ずしもマイナスとは限らない
ただし、過剰にたまりすぎると、パフォーマンスが下がり、心理面、行動面、身体面的な影響を及ぼす
■ストレスの仕組み
(1)ストレッサーが脳に働きかける
→ストレッサーとは、ストレスの原因となるもの
(2)ストレス反応が出る
→先述の通り、プラスのストレス反応(パフォーマンス向上)orマイナスのストレス反応(パフォーマンス低下)が表れる(心理面、行動面、身体面)
(3)脳がストレス反応を元の状態に戻ろうとする
→適度なストレス状態の場合は、脳が勝手にストレス反応から復帰しようと働きます
■ストレスが過剰に溜まると?
→以下のような症状が発生します
(心理面)
・集中困難、決断できない、忘れっぽい、混乱が止まらない、「希望がない」「適応できない」「安全じゃない」という否定的な考え 等
(行動面)
・攻撃行動、叫ぶ、行動しすぎor活動しなさすぎ、我慢できない、いつもよりイライラする、困難な状況をさける、酒・たばこ・薬が増える、不眠、食習慣の変化、饒舌になる・寡黙になる 等
(身体面)
→胸騒ぎ、吐き気・むかつき、動悸・脈が速くなる、頭痛・偏頭痛、緊張・筋肉のこわばり、眩暈、発汗、皮膚の発疹・湿疹、潰瘍 等
■ストレスへの対処方法
・ストレスへの対処方法を、専門用語で「コーピング」といいます
(1)問題焦点解決型コーピング
→ストレッサーそのものをなくす方法 最も根本的な解決法だが、ストレッサーに直面するため大きなエネルギーを要す
(2)情動焦点型のコーピング
→ストレッサーへの捉え方をかえる方法 「プラスの面を見出そうとする」「~すべきという思考を見直す」「0か100か(白か黒か)という考え方を柔軟にする」等
(3)気分転換型コーピング
→一時的にストレッサーから意識をそらす 「趣味に没頭する」「親しい友人と交流」等 ただしストレッサーを解消する方法ではないので、適切に使い分ける必要がある
結論:とにかく抱え込みすぎず、コーピングを使い分けましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?