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自分を構成するもの

 学び直し、アンラーン、LIFE SHIFTなど人生を再設計していくことが様々なところで提唱されています。
 これからの時代に求められるスキルを身に付けたり、培ってきたものを横展開して新しい業種にチャレンジしたりということになるのだと思います。ただ一方で、やってきたことを一度捨ててやり直すマインドも持っていないと中々対応が難しい気がします。自己否定から入るというのも辛いものがあります。
 私が思うのは、これまでの経験やスキルがそのままでは役に立たなくなる可能性があるのは、これは仕方ない。ただ、何かを新しく学び直したり身に付けたりするにも、自分の軸というものがあるのではないかということです。
 今までの経験は、経験としてある訳でそのすべてが否定されるものではない。自分というものを作ってきたものがあり、その土台の上に新しいものをまた築いていく。では、自分というものを作ってきたもの=自分を構成するものとは、何か。これは出来るだけシンプルに表したほうがわかりやすいです。
 私自身は、小さい頃から絵や漫画をかくのが好きだった→これは、「人に分かりやすく物事を伝える(教える)」という自分なりの強みみたいに捉えています。また、学生時代に色々行き詰まったときでも、何とかやれたのが数学の勉強、そして大学で数学すら行き詰まったときに自分の視野を拡げてくれたのが外国語の勉強でした。
 数学は、自分の思考を整理したり物事を概念的に捉えたり課題を分解したりするのに役立ち、自分の土台だと思っいます。外国語は自分の価値観をいい意味で壊して、新しい出会いや世界を見せてくれるものです。
 なので私自身は、こういったものが自分を構成しており、それに沿って新しい学びをしていくことで自分らしいキャリア、自分が最も貢献できる形でキャリア=人生を築いていけるのではないかと考えています。そして、それが自分や家族の幸せにも繋がっていければ良いなと思っています。


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