「絵を描くのはしんどい、でも完成したら達成感がある」
「絵を描くのはしんどい、でも完成したら達成感がある」
今日もこうしてアートのことを考える時間が与えられしことを天に感謝します。
僕の専門は絵画でありますが、それは1日で描けるものもあれば何日もかかるものもあります。私は描くのが早いのでアクリル画で80号くらいのも5時間くらいあれば完成させることもできます。まあ、そんな早く描けるのですが油絵のようなものは何日も何週間もかかるものもあります。
そんな制作の時間って、長いし、気が気でないのですね。早く済ましてしまいたいという気持ちもあります。
今、僕は大作を描いています。660号相当の絵を描いています。それは分割して描いていますが、それはアクリル画でやっています。そいうのは時間があればつぎ足していきます。
長編小説を書く感じです。
また、油絵に戻りますが。油絵は乾燥するのに時間かかります。ほとんど生乾き、半乾きの状態でまた別の色を足していきます。そんな感じで、
突然、話が飛びますが、僕にはあまり器用な才能がなく、不器用であり、絵もあまり上手でないこともあります。美術学校時代には上手な人たちがたくさんいて、僕は少し落ちこぼれみたいな感じでした。
でも、絵は続けてきたということ、作品を辛抱強く描き続けてきた。大きな作品にも集中力をもって描いてきた。一作の作品に辛抱強く粘ってきた。才能がなくてもつぎ足していった。
このつぎ足しというのが大事に思います。長編小説を書く感じです。もちろん、僕は長編小説を書き上げたことはありません。途中の作品があるばかりです。
しかし、絵の方はつぎ足しを続けてきて作品を一点一点描き続け達成してきたということがあります。
僕は何が言いたいかというと、成果を出すには野球で言うところのマウンドに上がらなくてはならない。ベンチ入りすることも大事です。サッカーであればピッチに立たなければならない。野球であればたまにヒットを打てればそれで実績になる。
まずは、舞台に立ち、勝負することが大事だと思います。打席に立つと言うことが大事です。
仕事であれば毎日毎日、職場にあって仕事し続ければそれだけ慣れてきますし、仕事も覚えていきます。それで何かのチャンスがあってヒットを打つこともあります。
まずは現場に立つことが実績になります。
つまり、絵画制作においては、たしかにしんどいと思います。でも、アトリエにある椅子に座るだけでいいかもしれない。毎日アトリエに入って椅子に座ることが大事です。
たまに絵を描きたくなることもあると思います。その時がヒットです。
下手でもいいのです。
描くことそれ自体に意味があります。アトリエの椅子に座ることもそれは打席に立っているのです。それはすごいことです。
描くことそれ自体に意味があると言いましたが、そうです。何度もいい作品、傑作を描くこと大当たりはまず誰でも難しいのです。それを設定してしまうとプレッシャーになります。
駄作を描くこともオススメします。
僕の考えでは、打席に立ってそれで
「絵を描くこと自体に意味があり価値がある」と言うことをここに書き記します。
結果はどうだっていい。
その、絵を描くと言う行為自体が素晴らしいことだと言うこと。
そして、仕事でも、その不器用であろうが、器用であろうが、自分のやるべき仕事を倦まず弛まずやっていればなんらかのいいことはあると思います。
文句言わず、たんたんとやって、そしてお給料がもらえるのです。
職場に行くことそれ自体がすごいことなんのです。それで否応なしに仕事をしてしまうのです。サッカーで言うところの笛が鳴ったのです。試合が始まれば必死に試合します。それで結果どうであろうが勝とうが負けようがいい試合をすればいいのです。
そして、試合が一ヶ月終えればお給料ももらえます。
それが結果もしれません。
絵は完成したら、そりゃ嬉しいです。達成感があります。その作品がたとえ駄作と思えてもかなりの達成感があってリア充気分です。
絵を一作完成させるのは、甲子園で試合に勝つのと一緒です。素晴らしいことだと思います。
今日もここまで読んでくださり感謝します。
ありがとうございます。今後も美術について書いて行こうと思います。制作論になっていますが、僕の経験していることの方がリアル感があると思いますので、このような形になっています。
ありがとうございます。
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