見出し画像

「色を友達にしよう、色の効果」

「色を友達にしよう、色の効果」

三原色

絵を描くさいにそれほど絵の具の数は必要ない場合があります。僕の場合だと油絵を描くときは、絵の具は5色しか使っていないことが多いです。

なぜかと言うと、

油絵の具って高価なものでそんな爆買いができないのです。

なので、

シルバーホワイト(白色)
コバルトブルー(青色)
ライトレッド(赤色)
イエローオーカー(黄色)
バーントアンバー(茶色)

しか使いません。他に色々油絵の溶剤などありますが、それも調合します。それは後で別の記事で述べるとしましょう。

手っ取り早く、市販のペインティングオイルを使いましょう。

この五色で大体いろんな絵は描けます。

無い色は作ればいのです。

青色と黄色を混ぜて緑色ができます。色の色調は白で調整します。

青色と赤色を混ぜて紫色ができます。白色で調整します。

黄色と赤色を混ぜてオレンジ色ができます。白で調整します。

茶色と青色を混ぜると黒色ができます。白を混ぜるとグレーができます。

そんな感じで、混色でお財布を節約できます。

まあ、いろんな絵が描けますよ。他に描く方法ですが、

ローシェンナーとシルバーホワイトを用いてキャンバスにモチーフを描きセピア状態にします。それで乾燥したら、

ルツーセという溶剤とペトロールを二対二で混ぜて、刷毛でキャンバスを塗ります。そこでツヤを出したり、画面にツヤと張りを出します。そこからまた絵の具で塗ります。

それは風景でもいいし、静物でもいいでしょう。

この方法はアクリル絵の具でもできます。

セピア状態から絵の具で塗っていく方法です。

だいぶ、昔の描き方であるそうです。古典的な絵ができてきます。

そんなの面倒だと思う方もいるでしょう。もっと、原色で塗り込みたいという人もいるでしょう。

その場合は、いろんな絵の具の効果というか、色慣れしておく必要があります。色を使いこなしができて初めていい作品ができるようになります。

色彩いうのは単純なミニマリスム的な絵であっても、色を自由自在で使えるようになるにはなかなか訓練が要ります。

なので、あまりコストのかからない色鉛筆とか水彩絵の具で色というか混ぜない色の強い絵の具を使いこなし、音楽を奏でるようにできたらいいと思います。

いくらか訓練も要るし、一生かかって色を求めた画家もいるくらいですから、それはとても奥深いものであります。

色を友達にすることです。そうすることで色は、この色はここでこういう風に使えば絵が良くなるとかわかっていきます。

ぜひ、絵の具の色の性質を知って、友達にしてください。自分の得意な色も探索しておくことも大事に思います。

この、色を使えるか使えないかでだいぶ画家としての資質が問われることがあります。なので、色を友達とすることはとても大事です。

そんな感じで、

色を楽しめるようになれたらいいと思います。

今日もここまで読んでくださり感謝します。

ありがとうござます。

2020年9月しるす

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?