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2、精神面から (芸術の書 断片)

2、精神面から



 芸術の精神は自由であること、とくに芸術の中で精神と通じていくには音楽がわかりやすいと思います。音楽はいつも抽象的です。音楽は眼に見えませんが、しかし、その音楽の中に物語や精神がとても心に具体的な感情となって存在するようになって行きます。   

芸術を志す者は、天真爛漫である必要があります。精神の中に天上界とつながる可能性があります。音楽は霊的なものです。言葉にも言霊があり、絵には言い知れぬ波動と波長があります。芸術体験の中に、霊的なエネルギー生命があります。いい言葉、わるい言葉はどちらも作る事ができます。音楽でも霊的な波動を込めることができます。

精神は常に天真爛漫であることで心も澄んでいくでしょう。芸術活動をしていくなかで音を感じていきます。音の中にイデアがあります。

画家も詩人も、天上のイデアマテリアルが降りてきます。イデアマテリアルをキャッチして、それを解凍していくと作品のあらましがイメージに思い浮かべる事ができます。それが作曲していくイメージになり小説の物語のイメージのストーリーが開かれていきます。


芸術の精神は、天上のイデアであります。


 その精神は、天とつながることで、地上に芸術作品を作って行きます。ちょうど芸術家の精神は、預言者のような役割をしていると言えましょう。あと、天上の美を降ろすにも、地上にある問題を表現することもあります。時代の雰囲気か波動を受けて作品を作る事があります。


 天上の美を降ろす精神であっても、時代の精神の影響を受けて作品に出てくる事がある。あと、肉体的な可能性によって作品も変わって行きます。肉体が健康か不健康かによっても変わることもある。なので、美学における精神も、いろんな要素や影響によって作品ができます。


 美学は美学としてイデアの精神ですが、地上にあるアーティストの精神状態と社会や肉体の健康度によって最初のイメージと違ったものになる事もあります。あと、イメージを再現するにしても、材料やアーティストの技量によって最初のインスピレーションのイデアマテリアルが、100%から40%になる事にあると思います。40%表現できればいい方です。インスピレーションをパーセンテージが高いのはやはり音楽ではないかと思います。音楽は思いどおりに楽器を使えれば、自由に表現可能でしょう。天から聞こえる天使の楽器の演奏と歌の合唱を聴き、そ

れに流れて音楽を流して行けばいいのです。


 美学における精神は、やはり天真爛漫で天上からのイデアを素直に受け、無限にも無尽蔵に詩や音楽を再現する可能性に、自由な子供のような精神にあることです。


それは、いくらか社会のルールを超えた美の精神だということです。


美は、子どもの様な精神、


美は、子どもにいつも天使たちはささやいているということです。


そのことに気付いてほしいと思います。

そして、自分を裁かず、自由な精神でいてほしい。

そして、誰も裁かない事です。


神がいつもあなたのそばにありますように。


天使たちの音を感じ、詩や音楽に天上の波動を地上に流し、地上を浄化してくれれば世界はきっとよくなります。


芸術は祈りであり。表現です。


生きている限り表現する事です。


自分を開放して子どものようになってほしい。それが幸福の門を通る事になるでしょう。

もし、ご自分の中にどす黒いものがありましたら原稿用紙に書いて出して行きいきましょう。表現し出していく中で、浄化されていく事でしょう。

自分の感情を開放してください。

自由になって下さい。

あらゆる奇想天外の現状も出していくことに浄化はあります。

嵐はそんな続きません、一時期の迷いです。

明日になれば、水面は穏やかになるでしょう。

しかし、その作業をしていく中で、神を想い、祈りをもって悔恨しつつ、悔い改める事です。芸術の神ゼウスはあなた方の悪い感情をその雷をもって清める事でしょう。

芸術を志す者は、まず、最低限、天上の神を信じ仕える態度で生きて表現する事です。

でも、この現代それが難しいのはわかっています。

しかし、それでは進化の道は閉ざされるでしょう。

精神はいつも神を見上げなくてはなりません。

神と共に生きる事が真実の生き方です。神はいつもあなたのところに歩いています。

美しき心情をもって、美を表現していきましょう。

なにもむずかしいことはありません。

いつも、神に語りかけ、芸術作品を作り、日々の生活には愛と美を表現して周囲を幸福を与えていきましょう。

それが、芸術家の精神であり、美学の精神です。

神を信ずることなくては、すばらしい時代を揺り動かすような作品はできないでしょう。

これから、必要とされている芸術は、天上のイデアを表現する芸術であるということですから。





2023年2月10日編集 本多裕樹

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