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現役看護師が伝える感染対策

皆様こんにちは。

ついに政府から緊急事態宣言が出されました。外出自粛要請、休業要請、、、、、コロナウイルスが与えている影響は計り知れません。また、日に日に感染者数が増えている一方で、いつ自分がかかってしまうのかと言う不明確な恐怖と日々闘っている人も多いと思います。

今回、感染症指定病院で現役勤務している私が、基本的な感染対策を再度お伝えできればと思い、記事を書いています。そんな事既に知っている!!!大したこと言ってないじゃないか!!!と思われるかもしれませんが、基本的な事をやりさえすれば、感染は防げます。できていないからこそ、感染者が増加している現状があるのです。現に、これだけ医療崩壊と歌われている世の中で、最前線の現場で働きながら私自身感染せずに働くことができています。

さて、前置きはさておき本題に入りましょう。

蜜を避ける(密閉、密集、密接)、手洗い、うがい等の重要性は連日テレビで報道されていますが、現実、人との接触を完全に避けるのは不可能です。何故なら、生活必需品購入のために、不必要ではないにしろ外に出る訳で、その度に接触はあり得ますよね???ひとり暮らしならまだしも、同居している家族がいるのであればそのリスクは倍増します。家族もいつ誰と接触しているのかわからないのですから、、、

ではどうしたらいいのでしょうか。。。

個人的見解ですが、ずばり、感染対策を行うタイミング。

これに尽きると思います。

ではそのタイミングとはいつなのか。


通常病院で行われている感染対策のタイミングは

①患者に触れる前 ②清潔、無菌操作の前 ③体液(尿や血液等)に暴露された可能性がある場合 ④患者に触れた後 ⑤患者周辺の物品に触れた後

この場面で手指消毒をする事で、看護師が媒介となって患者→患者への感染を防いでいる訳です。

では、このタイミングを日常生活に落とし込むと、、うがい、手洗い(消毒)をするタイミングはおのずと見えてきます。

①接触後(外出後、帰宅時)
②食事前(料理前に再度) 
③共有物(皆が触るような所、外から購入してきた物も同様)に触れる前、触れた後 
④家族や子供等同居人に触れる前、触れた後

とこんな所でしょうか。

意識して欲しいのは、今自分が清潔状態を保てている状態であるかどうか。

決して家族や家の中のものが菌に晒されていると言っている訳ではありません。

誰にでも感染するリスクがある世の中であるからこそ言える事です。

厚生労働省も身の回りを清潔にしましょうと言っています。

上記のタイミングで感染対策をすれば、少なくともリスクを減らす事はできると思います。マスクの着用だけでなく、手指消毒剤も有効ですね。

余談ですが、家の中を定期的に消毒する事も有効であると考えます。

次亜塩素酸水での消毒効果は未だ未確認だそうですが、しないよりはした方が良いかと、、、

次亜塩素酸水はどこの家庭にもあるであろうハイターを水に混ぜるだけです。比率は水500mlに対してハイターキャップ2杯が目安です。

いち早く終息する事を願うばかりです。

拙い文章を最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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