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【アメリカの絶景】赤い大地と真っ青な空 グランドサークル セドナ編

一生に一度は行ってみたいグランドサークル

グランドサークルは、アメリカのユタ州とアリゾナ州の州境にあるパウエル湖という巨大な人造湖を中心に半径 230 Kmの円(サークル)の中に含まれるエリアを指します。
その中には10の国立公園16の国定公園19の国立モニュメントや州立公園が含まれています。

それらはパウエル湖を中心にある5つの州(ユタ州コロラド州アリゾナ州ニューメキシコ州ネバダ州)に跨っています。

A:ザイオン国立公園
B:ブライスキャニオン国立公園
C:アーチズ国立公園
D:モニュメントバレー
E:アンテロープ・キャニオン
F:セドナ
G:グランドキャニオン

グランドサークルを回るには
現地のツアーに参加するか自らレンタカーで回るかの方法になります。

私たちは
フェニックス空港でレンタカーを借り
3日間でセドナモニュメントバレーホースシューベンドアンテロープキャニオンへ行き来ました。

走行距離:1300km
運転時間:14時間

今回はセドナ編です。


SEDNA

フェニックス空港を出発して2時間
全米一美しい町といわれるセドナに近づいてきました。


セドナはパワーに溢れるスピリチュアルな町としても知られています。

4大ボルテックスのひとつ
ベルロック


セドナに近づくと
目の前に突如あの赤い岩が現れました。
ボルテックスです。

「ついにセドナにきたーーーーー!!」

主人と私は大興奮です。

大きな呼鈴のカタチをしたボルテックス
すぐにベルロックだとわかりました。

セドナの町の中心アップタウンに入ると

昔、娘たちと何十回も観た映画
『ハイスクールミュージカル』の中に出て来た
赤い大地の風景と真っ青な空のコントラストが目の前に広がりました。

青い空・白い雲・赤い大地
町全体がまるでビックサンダーマウンテン

映画を観ていたあの頃は
赤い大地の町がこの世にあるとは思えず
セットだと思っていたけれど

「実際にある場所だったんだ!!」

と本当に感激しました。

▼ハイスクールミュージカル2


映画『ハイスクールミュージカル』のロケ地は
セドナではなく、『Entrada at Snow Canyon』
というところのようですが

映画だけの世界だと思っていたあの光景と似た景色が、目の前に広がっていて感動の瞬間でした。



ギフトショップもおしゃれでステキ
町全体がかわいい

しかしながら気温は40度 

想像を超える暑さです。

湿度は低いので全く汗はかきませんが
いままでに体験したことのない高温と強い日差しに肌がとてもイタいです。

午後からは42度💦
現地の人はテラスでランチ
信じられない!!
SNOOPYのかたちをした
スヌーピーロック

セドナといえばボルテックス
4大ボルテックスを目指してこの町へくる人が多いと言います。

・4大ボルテックスとは?


ランチ後私たちは
灼熱の暑さに戸惑いながらもホテルにチェックイン

もっとも強いパワーがあることで知られているボルテックス

カセドラルロックへ向かいました。

カセドラルロック
これが自然の造形とは・・

日差しを遮る箇所がどこにもないカセドラルロック

あまりに直射日光が強く本格的なトレイルは断念

途中で引き返しました。


そしてサンセットは町の中心にある小高く広い大地のボルテックス

エアポートメサへ

まだまだ強い日差しが差し込みます
かなりの人がサンセットを見に集まっていました
太陽が沈んでからも綺麗

セドナには世界でひとつだけ

ターコイズカラーのマクドナルドがあります。


マクドナルドの赤と黄色の看板は
セドナの町のカラーには合わないとセドナとマックが裁判に・・・

結局、マクドナルドが敗訴してターコイズカラーのMになったそうです。

ターコイズカラーのM看板はここだけ

翌日は1日に2回毎日ハートの石を配る『ハートおじさん』がいるというボルテックス

ボイントンキャニオントレイルへ

ところが私たちはまんまと道を間違え
最悪にも上級者コースを進んでしまいました。

ここは ↑ VISTAの方向へいかなければならなかったのに間違って
← BOYNTON CANYONの方へ行ってしまったのです

30分以上進んでも全く到着する気配がなく
そこでやっと自分達は道を間違えたことに気づき引き返すことに・・・

カチーナウーマン

通常であれば駐車場から2,30分で到着できるはずが
道に迷ったことと暑さで身体も消耗し
到着まで1時間半ほどかかってしまいました。

やっとノエルに着いた
頂上まで頑張って登るぞ!!
ノエルの頂上から眺めた絶景
青い空・緑・赤い大地
この景色をみたら誰でも瞑想したくなるかも・・・

残念ながらハートおじさんには出会えず
それはとても心残りですが
ノエルの頂上から見た光景は言葉をなくすほど感動の絶景でした。


私たちはセドナの赤い大地の上に立った瞬間
セドナという町に引き込まれ

あの巨大なボルテックスの数々を間近に見て

その大地に触れ

なぜかとても清々しい気持ちになりました。

夫と少ない水分を分け合いながら登ったボルテックス

そしてそのボルテックスの頂上から見た景色は今も忘れられません。

自分達人間の小ささを改めて感じ
自らのの人生観を考え直すことができたこと
それがセドナがもたらすパワーなのかもしれません。


何度でも行きたくなる場所です。

▼次はモニュメントバレー向かいますへ



#わたしの旅行記は
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