良かった作品 2022年7月~9月
紹介 / 感想を書きます。
春あかね高校定時制夜間部
https://web-ace.jp/youngaceup/contents/1000204/episode/6497/
夜間の定時制高校を舞台とした学園群像劇。年齢もバラバラで、色んなタイプの人がいる学校生活。そんな世界をちょっと覗き見しているような作品。
前作「ご飯は私を裏切らない」でも感じたのだけど、この人の作品には、こう、心地よい前向きさというか、ポジティブさがある。なにが普通かなんて気にしなくてもよくて、好きに生きていきましょう、みたいな。こういう視座で描かれる日常漫画が大好き。
るるてる
https://www.shueisha.co.jp/books/reader/main.php?cid=9784088676685
魔法学校を舞台としたファンタジー世界観の少女漫画。
まず、主人公の女の子が良いです。友達がいなくて引っ込み思案だけど、一歩踏み出す勇気がある。健気で一生懸命で頑張り屋。そんな主人公が学年で一番人気な男の子と交流するようになって...... といった話をやっている。
これだけでも良い作品なのですが、2巻からはさらにギアが上がる。負けヒロインの男版みたいな子が出てくるのですが、彼が本当に良いです。順当に格好良い正統派ヒーローにハマれない人達のために用意されたようなキャラで、報われないゆえの輝きがあった。
クロシオカレント
https://www.kadokawa.co.jp/product/322205000863/
不可思議世界観な日常漫画。よく分からないけど何だか面白い、胡乱な楽しさがある作品だった。好き勝手やってる感じがサイコーです。
ウィッチウォッチ
https://www.shonenjump.com/j/rensai/witch.html
ジャンプ連載中の日常コメディ漫画。雰囲気は同作者の「SKET DANCE」に近い。ギャグの絶妙~な面白さ、ヒロインの純朴な可愛さ。こういう漫画はいくらあってもよい。
ぎなた式
https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049550329
なぎなたは一般に女性の武道とされており、男性の競技者はほとんどいない。それでもなぎなたを手に取った2人の男子高校生の話。1巻完結。
ジャンププラスの読み切り『静と弁慶』もとても良かった。
七つの海を照らす星 / アルバトロスは羽ばたかない
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488428112
児童養護施設を舞台としたミステリー小説。文章はラノベっぽくて読みやすい。そして特筆すべきは伏線回収。かなりデカい「そういうことか~~~!」が出た。この点と点が線で繋がる瞬間が最高なんですね。
NOPE
ホラーサスペンスな味付けのスペクタクルSF映画。めっちゃ面白かった。本当に怖いのって、これから怖いことが起こりそうな雰囲気なんだなと思った。
リコリス・リコイル
可愛い女の子たちが派手にガンアクションをしつつ関係性をやるアニメ。細かいツッコミどころをノリと勢いで吹き飛ばしていくような作品だった。
いつも笑顔で元気な天才肌の先輩とクールで忠犬な後輩が相棒になるまでの話をやっている。この二人の関係性が本当に良く、自分はもう二次創作小説を日々読み漁っています。
感想記事 => 『リコリス・リコイル』感想
OMORI
ひきこもりの少年が主人公のホラーRPG。面白かった。
ゲームでやることとしては、おつかい的なクエストを受けたり、ちょっとした謎解きをしたり、ステージボスと対戦したり。こういう古き良きRPGをあんまりやってこなかったので、新鮮に楽しめた。
シナリオはとても良かった。続きを読みたい、というのがゲームを進めるモチベーションになっていた。現代編のオーブリーさん周りの話が特に好きでした。
他、好きだったところ。リーダーチェンジ時のかわいいスチル。ケルくんのへにゃっとした表情。VSスイートハート戦のBGM。四人並んで自転車発電するシーン。
クリアした後もじわじわと好きになっていくタイプのゲームだな~と、サントラを聴きながら思ったりした。とても良いゲームでした。
スプラトゥーン3
流行りに乗って軽い気持ちでやってみたらメチャクチャにハマってしまった。4人で協力してタワーディフェンスするみたいなモードがあるんですが、それが楽しくてずっとやっている。そろそろプレイ時間が100時間を越えそうです。
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