看板を外して、また看板をつける
こんにちは、ついに代表取締役になりますひっくりかえるです。
銀行員を辞めてフリーランスになったのがちょうど2年前。フリーランスになった理由は「何かワクワクしたことをしたい」というのが理由でした。
…うそ。もう一つだけありました。
それは「看板」を外して戦っていきたい。と思ったからでした。
〇〇銀行のひっくりかえるさん
「〇〇銀行のひっくりかえるさん」
「社長!〇〇銀行さんですよ!」
僕が銀行員時代に言われていたのが、こんな言葉でした。
銀行に入って経ったの2年、3年ですから、向こうから見れば新人。そう言ったところだったからでしょうか。
僕を名前で呼んでくれるお客さんってとっても少なかったように思えます。
でも、そうですよね。僕はただの〇〇銀行に勤める「いち銀行員」であり、期待をしているのはその会社の持つ看板や、資本力です。
そんな自分に嫌気がさして、銀行員を辞めたのだと思います。
今振り返ってみれば自分にそれだけのバリューが発揮できていなかったのですから、当然なんですけどね(笑)
自分の看板ができた個人事業主
個人事業主になると、銀行員の頃からは一変。名前すら覚えてもらえないことが多々ありました。
僕は「ライター」からフリーランスとしてのキャリアをスタートしたわけなのですが、普通のライターなら代替が効きます。そりゃ、わざわざ名前なんて覚えてもらえないわけです。
もちろん便宜上、やり取りは「名前」でします。でも、向こうの社長から見てみれば僕はライターの〇〇さん。な訳です。
それを変えたいと思い、必死にSEO〜マーケティングまでを一貫して請け負える人材になろうと思って努力してきました。
その甲斐あって、1年前には会社のマーケティング支援〜オウンドメディアの構築までと、大きな仕事を任されるようになりました。
で、やっと待望の「ひっくりかえるさん」の看板が磨き上げられたのです。
ただし自分一人ではスケールできない
お取引先が増える中で、自分ひとりでは対応が間に合わなくなってきました。
そこで色々なフリーランスの方にご協力いただき、結果として今まで仕事をなんとかしてきたワケです。
しかし、ここで問題が生まれてきました。
「全てを誰かに任せることはできない」ということです。
個人事業主あるあるな気がしますが、お客さんが期待しているのは「ひっくりかえる」の仕事であり、そこに「ひっくりかえる」と一緒に働く仲間は含まれていません。あくまでも「ひっくりかえる」に頼みたい。なのです。
だから必ず全てのチェックには僕が入らないといけないし、僕が思う最善を出し続けなければならない。
こう感じるようになりました。
気づいたら自分の負担も大きくなり、結果としてひとつの結論に辿り着いたワケです。
それが「看板」をつけるということでした。
また0からのスタート
看板=会社 のことだと考えて問題ないと思います。
僕は「ひっくりかえる」を目当てに仕事を依頼される存在であり続けるのではなく、最終的に「ひっくりかえる」が建てた会社に依頼が集まり続ける組織にしなければならない。そう考えるようになりました。
だから僕は会社を作ることにしました。
看板を外した先にあったのは「看板」をつけ直すことだった。
そんな当たり前のことに気づけたのも、今この時、この瞬間を最大限に生きているからなのかもしれません。
「あの会社ってひっくりかえるさんの会社らしいよ」
そんな会社を作れるよう、みんながワクワクして生きれる会社にできるよう努力していきます。
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