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WAISを受けました。闘病日記#16

先日、WAISの結果を知ってその整理のために、久しぶりに記事を書こうと思う。(まだ本調子ではないが)

今回の記事の内容は「WAISの結果と、それから考えられうること。そして、僕はこれからどうすればいいのか?」について書く。

この記事はあくまで私の思っていることを整理するために書くので、お暇であればお付き合い頂けると嬉しい。

まずはWAISのことについて書いていこうと思う。


WAIS(知能検査)とは?

まず、WAISとは何なのかを説明しなければならない。

知能検査(WAIS)とは個人の特性について、得意や苦手がどうなっているのか、知能や発達の水準がどの程度かをより客観的に見るための道具です。

ココロノカタチ WAIS-IV知能検査の結果の見方、その特徴と解釈について説明します。

つまり、「WAISだけは達障害を診断できるものではなく、あくまで能力の凹凸を客観的に見るための道具であるだけ」ということだ。

さらに、この記事の次に書かれていることに

発達障害かどうかは、生育歴や今の状況について伺い、診断の基準にあてはまるかどうかで決まります。

同出典

とある。つまり、主に生育歴や今の状況を聞くこと(問診)が発達障害を診断するために必須なことであり、WAISはおまけみたいものということだ。

WAISの結果

全検査IQ80 言語理解120 知覚推理70 ワーキングメモリー100 処理速度80

これは正確な数値ではなく、四捨五入している。ただ、数値だけを見ても「何のことだ?」と思うので説明していく。

全検査IQ→全体的な知的水準

言語理解→聞いたことを理解して、分析したり推理したり、表現する力

知覚推理→見たことを理解して、分析したり推理したりする力

ワーキングメモリ→聞いたことを一時的に頭にとどめて対応していく力。

処理速度→見たことを素早く正確に処理する力

ただ、「4つの合成得点の差が23ポイント以上あったので、私の場合は全検査IQの値は参考程度と考えてください」と書いてあった。

IQが低いと思って悩んでいたが、ただの数字だと思うようにしている。平均より低いことには変わりはないが、そこは仕方ない。

検査過程や検査結果からわかること

  • 目から見た除法をもとに考えたり作業するよりも、耳から聞いた情報をもとに考えたり作業をする方が得意

  • 数字が覚えるのは得意だが、覚えたものを頭の中で操作するのがやや苦手

  • しかし、何か手掛かりがあると上手く操作できる

  • シングルタスクの方が良い。マルチタスクは苦手

  • プランニングが苦手

  • 目と手の協応(連動)がうまくいっていない可能性がある

感想は「なるほど」と納得のいく部分がほとんどだった。

確かに、学校の授業では板書を写すので手一杯。立てた計画もすぐ軌道からずれる。

マルチタスクも本当に苦手で、逆にシングルタスクの方が人並みより結果が出る。

僕は何をすればいいのか

ただ、僕はASD(自閉症スペクトラム障害)の自覚があるので、精神医学のことを学ばなければいけないと思っている。

なので、3日前から益田先生の「メンタルヘルス大全」を板書として写している。他の理由として、「自分の生きづらさを少しでも減らすため」というのもある。

また、「22歳まで経済的な自立をしたい」というのもあり、自炊をやった方良いと思っている。マルチタスクの練習にもなる。

また、体力を増やしていくためにも外に出る時間を増やさなければいけないと思う。

主に何をすればいいのかについては、この3つだと思っている。

さいごに

最初はこのような結果で悩んでいたものの、結果にいちいち一喜一憂したところで意味がないことがわかった。

なぜかというと、結果はその人の性質のすべてを表しているわけはないからだ。

どういうことかというと、例えばこのWAISを受けたときの調子が良く、またやる気がものすごくあった場合、グラフが二段階上になっていただろうし抑うつ的になれば下がっていただろう。

つまり、結果はその場のいろんな物事によって左右されやすい。やる気、調子、緊張感があってそれが身体症状として反映されるのかなど……。

あくまで結果を参考として捉えていきつつ、歩みを進まなければと僕は思う。

ここまで読んでくださってありがとうございます。また次の記事で出会えることを楽しみにしています。








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