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【スマホ脳】スマホは新しい合法ドラッグだと思う  読書感想#4

前置き

「スマホは新しい合法ドラッグ」

そう聞いて、あなたはどう思いましたか?

「さすがにそんなことはない。大袈裟すぎ」または「いや、そうかも…」

というどちらか一方の気持ちがあるかと思います。

では、あなたが見ているスマホのスクリーンタイムを見てみてはどうでしょか?

何時間でしたか?僕は、平均6時間です…。完全にやめられなくなっています。

スマホ依存の定義は…

社会生活に著しい問題を抱えているにもかかわらず(学生の場合、スマホの長時間利用で、昼夜逆転や著しい成績の低下など)使用がやめられず、スマホが使用できなくなると、イライラしたり、落ち着かなくなったり、精神的に依存してしまう状態

東邦大学医療センター 大森病院 メンタルヘルスセンター(イル ボスコ)

僕は、三日間のスマホ断ちを挑戦したとき、二日目くらいでイライラや、焦燥感が出てきてしまったことがあります。

完全に依存してます。

なので、今回は「スマホを見続けて、なんとか利用を減らしたい人」(自分も含めて)に向けて、スマホ脳の感想を交えながら「スマホ依存の対抗策」と「スクリーンタイムが睡眠に対して与える影響」を書いていこうと思います。

では、いきましょう。

第5章 スクリーンタイムが睡眠に与える影響(感想)

「スクリーンタイムが睡眠になにか影響する?」

と思われた方もいるかもしれない。

筆者のアンデシュ・ハンセンさんは精神科医でここ10年間で睡眠導入剤のことについて尋ねる人が増えていると感じている。「それもそのはずだ」とハンセンさんは言う。

まずメカニズムとして、眠る時間を知らせるメラトニンが脳内で分泌されることにより、入眠がスムーズにおこなわれる。

しかし、ブルーライトにはメラトニンの分泌を阻害させる効果があり、それを発するスマホやテレビを使うと、体内時計が2~3時間遅れるという。

また、スクリーンが食欲にまで影響するという研究結果もある。

ブルーライトを浴びることで、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールや空腹ホルモンであるグレリンも影響を受ける。

グレリンは、お腹を空腹にさせるだけではなく、脂肪を貯めやすくするという効果もある。

つまり、メラトニンの分泌を抑えて、コルチゾールが上昇することで、体が臨戦態勢になり、エネルギーを蓄えようとして、グレリンも上昇するというわけだ。

僕は「なるほど……」と思った。

なかなか、晩御飯のあとのおやつがやめられず困っていたのだが、まさかスマホが原因の1つだとは思わなかった。

まさに盲点だったといえる。

たまに、スマホを夜封印して読書をしたことがあったが、そのときはスマホを見ていたときよりスムーズに起きることができて、夜食もほとんどしなかった。

これからは、スマホを控えて読書やほかのこと(模写や瞑想など)に手を回そうと思う。

巻末 ハンセン先生からデジタル時代のアドバイス

まず、ハンセンさんは自分のスマホ利用時間を知ろうと言う。

そこから毎日1~2時間減らすようにしようとも言っている。

僕は平均時6時間だったので、4時間にした方がいいだろう。

また、少なくとも寝る1時間前はスマホを置かない(見ない)ことも勧めている。

たしかに、寝室にスマホを置いていないときは、すぐにストンと寝れている。置いているときは、なんだかソワソワしてしまう。

ここからは個人的な感想になってしまうが、やはりスクリーンタイムの時間が減っているとメンタルが安定していて、スマホ以外のこと(模写や運動、イラストの勉強など)に注力できている感覚がある。

ゲームやSNSは面白いとは思うが、その面白いと思う感情は一過性でマンネリになってしまうことが多い。

逆に、運動や自分のオリジナルイラストを描いているときは、自分で変えられる選択肢みたいなものが多いため、心の底から湧き出る(楽しさではない)愉しさが出てくると感じる。

これからは、スマホの利用を減らしつつ、心を愉しさで満たしてあげたいと思う。

さいごに

いかがだったでしょうか?

何か役に立てるものはありましたか?

スマホ脳が気になった方はご購入を検討してみてください。

また次の記事で出会えることを僕は楽しみにしています。

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