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忘れてしまうかもしれないことを、忘れないために。

私の家から駅までは、歩いて15分かかる。

朝は夫と一緒に手を繋ぎながら楽しく歩くので、15分もあっという間なのだが、帰りは一人だ。

同じ15分がとても長く感じる。

その間何をしているかというと、過去のことを思い出して泣きそうになったり、夫のかわいい仕草に想いを馳せたり、仕事の怒りを反復していたりと、頭の中が結構忙しい。

特に、過去のことを思い出していることがとても多い。

・実家で飼っていた犬のこと(泣きそうになる原因)

・子供の頃大好きだった小さい雑貨屋さんのこと(今はもうなくてまた泣きそうになる)

・昔読んだ小説のこと(意外と覚えてる)

・倉庫の裏で育てたオタマジャクシのこと(カエルになる前に逃がした)

他人からすれば本当にどうでもいいことなのだが、私の中ではとても大切な記憶だ。

それが最近ぼんやりと薄れてきている。

毎日情報の波に埋もれて、勤務時間外はボーッとTwitterを見てるだけの人生なので、そりゃそうなんだが、少し寂しい。

そこで、いつか忘れてしまうかもしれないけれど、できれば忘れたくないからnoteに記すことにした。

そんな感じです。

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