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黒人の人種差別をなくしたい!Black Lives Matter




はじめに

はじめまして!

アパレル、絵本、雑貨のBibelotというお店している今野歩と申します。現在10か月の一児の母でもあります。

黒人の方々への人種差別をジョージフロイドさんの事件から知り、差別を無くすために私ができることはなんだろうと考え、この企画で現状を知ってもらい会話のきっかけになるTシャツをアーティストの方とコラボレーションをして作ることに決めました。

黒人差別の歴史と現状

アメリカでは長い間黒人は現在までずっと差別により虐げられてきました。

それは17世紀の奴隷制度からはじまり、1865年に奴隷解放宣言が出されるまで続きました。

またその後もジム・クロウ法により白人と同じ権利を認めず黒人分離を公共機関(学校、バス、トイレなどあらゆる場所)が分けられていました。

画像参照:zinnedproject.org

たくさんの惨殺な事件がありましたが自分が親の立場になってこの事件は特に心に残っています。

1918年 ジョージア州で暮らしていたメアリー・ターナーさん。

この事件の前日に、地主と対立した夫がまず殺され、その翌日に異議申し立てを行なったメアリー・ターナーさんが、妊婦であったにもかかわらずリンチにあい、腹を切られ、赤ちゃんを取り出され、木に遺体を吊られた、という悲しい事件です。

1865年以降は憲法第13条が制定され奴隷制度は撤廃されましたが、KKK(白人至上主義団体)による集団リンチや黒人の家に火をつけることが流行しました。

56年前に公民権法が成立するまでジム・クロウ法は続きました。

これらは歴史だけでなく現在も差別は続いています。

画像参照:humanevents.com

たくさんの人がいまも散歩中、自宅で就寝中、といった日常の中でも

警察に逮捕されたり暴行を受けたりしないか不安な中暮らしています。

憲法13条は奴隷制度を撤廃しましたが刑に服する人々は対象ではありません。

無実の人、軽犯罪により逮捕された保釈金が支払えない貧困層の人々も時給15円から150円で病欠も社会保障も認められません。

貧困層の割合(2018年):白人は8.1%、黒人は20.8%
資産の値(2017年):白人家庭の資産の中央値は黒人の10倍

2013年から2019年の統計結果によると、

アメリカ人口の76.3%が白人、13.4%が黒人と白人のほうが多いにも関わらず、

黒人は白人より警察に殺される確率が3倍高く、

殺された人のなかで武器を持っていた黒人は白人より1.3倍少なかったのです。

参考参照:Mapping Police Violence|Mapping Police Violence

そして制度的差別が現在の黒人を苦しめています。

この企画と制度的差別について動画でまとめておりますのでご覧ください。


日本での差別

日本には関係がない、黒人差別は存在しないのではと思っている方も多いと思います。

ですが黒人に対し世代を超え固定概念や偏見を持っていることは明らかになっています。

戦後の日本は西洋諸国での自国の曖昧な立ち位置を強化するため、

アメリカでの黒人差別をもとに黒人を共通の敵のように位置づけたとされています。

それがメディアでの取り上げられ方、表現の仕方に繋がり固定概念の形成に繋がっています。


きっかけ

5月25日のジョージフロイドさんが白人警官に殺されてしまったことがきっかけでした。

それから黒人の友人に連絡を取り映画を見たり調べたりして現状を知りました。

恥ずかしながら今も苦しんでいる人たちがたくさんいるということを知らなかった私は何かできることがあるのではと思いこのプロジェクトを企画し始めました。

黒人の友人を助けたい、そのためにはシステムを変えなければいけない、、

システムを変えるには少数、アメリカだけではなく多数、日本も含めた全世界の人の力が必要であることを感じました。

このプロジェクトで実現したいこと

まず黒人の人たちの人種差別がなくなり

これから子供たちが大きくなったときにどの国にいても差別をされる側にもする側にもならない世の中にしていきたいです。

そのためにはまず知ること、話すことから始めたいと思います。

その会話のきっかけになるTシャツを二人のアーティストと作りました。

このプロジェクトを知り、知るきっかけに

そしてTシャツを着ることにより、話すきっかけにしていただきたいです。

応援メッセージ

アメリカに住む黒人の友達のポーラ

I am so encouraged. Friends around the world are rising up. My friend Ayumi said when she started learning about systemic racism she was ashamed she didn’t know before. But by googling, watching movies, reading books, talking to friends, she is an example that we can always learn. It is never too late to learn.

I am grateful, too, that she has so eagerly joined in doing the work, and sharing what she’s learning with others in her community esp those who are mostly Japanese-speaking.

We shall overcome!

私はとても励まされています。 世界中の友達が立ち上がっています。 友人の歩は、人種差別について学び始めたとき、以前は知らなかったことを恥じていたと言いました。 ですが検索したりを映画を見て、本を読んで、友達と話すことで、彼女は私たちが常に学ぶことができる良い例なっています。 学ぶのに遅すぎることは決してありません。

私も、彼女が熱心に動き、参加し、彼女が学んでいることをコミュニティの他の人たち、特に日本語を話す人たちと共有していることにとても感謝しています。

一緒に乗り越えましょう!


資金の使い道

Tシャツ製作費:注文を受ける枚数によりますが一枚1500から2000円

イギリスからの輸送費、関税:概算2万円

リターン配送費:約2万円(100枚をメール便で発送した場合)

Kenzoさんへのデザイン料:2万5千円(500円×50枚)

残金をブラックライブスマター非営利団体に寄付します。

実施スケジュール

9月1日ご予約開始

9月30日ご予約終了

10月1日Tシャツ発注

10月下旬イギリスのバーワンクロージングより発送予定

11月到着次第順次発送開始

11月下旬発送終了後支援先へ送金

その際にこちらのノート、Bibelotのinstagramアカウント、YouTubeはぐふくちゃんねるにて支援先の公表と支援金額のご報告させていただきます。


〇KenzoとのコラボTシャツ〇

¥3500



アーティストKenzoとのコラボTシャツ



ジョージフロイドさんの死後、黒人の友達に一人ずつ連絡を取っていました。
その時に紹介してもらったのが黒人で小笠原に住んでいるKenzoさん。
一つ一つの点で丁寧に書き上げる点描アーティストです。

点描の部分のみがシルクスクリーンでプリントされます。ボディはメンズレディースともにearth positive という再生可能エネルギーのみで作られオーガニックコットンのTシャツを使用します。肌触りもとても柔らかいので着心地が良いです。

KENZOの言葉

この写真は私にとってとても意味があります。一つの絵にそんなに考えたことは一度もありません。多くの感情を掻き立てます。

黒人の命が重要であるということは、黒人の命が誰よりも重要であることを意味するのではありません。団結の象徴です。苦しんでいる人のために立ち上がることです。 「I CANT BREATHE」と泣いた人。人間ではなく動物のように扱われる人。
これはアメリカの問題だけではありません。全世界へ影響しています。

あなたが支え、あなたを守ることになっている人を恐れている世界を想像できますか?
彼らが犠牲者であるときでさえ、彼らは彼らを保護するためにそこに来た人々から彼ら自身の命を恐れなければなりません。
これは私たち色のある人たちが生きなければならない世界です。

しかし、希望はあります。世界中の人々が私たちと共に立ち上がっています。Black lives matter として彼らは正しいことのために立ち上がっています!

このドローイングは、私たちのために戦った人々に光を当て、私たちと戦い続けるためのものです!それは少し歴史があり、#blacklivesmatterが何を表していると私が思うことを表しています。
これがあれば、皆さんがこれを友達と共有し、そこから出て行くのを手伝ってくれるといいと思います。これは完成するまでに合計139時間かかり、ドットのみで作られています。私が考えたい点は、抑圧によって苦しんでいる色の人々すべてを表しています。


〇NAO HIGAさんとのコラボTシャツ〇

¥3500


レディースのTシャツデザインは HIGA NAOさん(Bonmu) にお願いしました。
今回NAOさんはチャリティで力になりたいと参加してくださっています。
Naoさんの絵には肌の色は茶色の女性が描かれています。
自然の色に近くとても美しいと感じているからだそうです。

NAO HIGA(Bonmu)
宮城県出身

東京でグラフィックデザイナー、イラストレーターとして10年活動後、沖縄の久米島に移住し、自然の風景や島の暮らしから受けたインスピレーションをシルクスクリーンを通して表現しています。
現在は沖縄本島の豊かな自然の中が残るヤンバルで日々製作活動をしています。

✴︎プロジェクトへのNAOさんの想い✴︎

私もこれまで生きてきた中で、大小問わず、いろいろな場で差別と思われる場面に立ち会うことがありました。

この事件をきっかけに、世界は少しずつ動きはじめました。
一人一人が意識を向けていけたら、世界は絶対に変わっていくと思います

そして、これからの子供たちのために、差別のない平和で明るい未来を残したい‼︎と言う気持ちから、このプロジェクトの想いに共感し参加させていただきました。


ご予約方法

ご支援ご希望の方はメールにてご予約承ります。

info@bibelot.jp (必ずドメイン指定受信設定をお願い致します。)3日以内にご返信がない場合は再度設定をお確かめの上再送くださいませ。

下記コピーペーストの上ご記入くださいませ。

①Kenzo もしくは Nao Higa(ご希望のデザイナーを残してもう一方を消してください)

②サイズ(ユニセックスサイズ各SMLの中から選んでください)

すこしゆったりとしたサイズ感です。

③色(白か黒)

④お名前

⑤ご住所

⑥お電話番号

⑦このプロジェクトへの応援メッセージ(任意)

(お名前を伏せて各SNSにてシェアさせていただくことがございます。)


10月1日に発注をかけますので

それまでに下記口座へお振込みをお願いいたします。

ゆうちょ銀行
店名 八一八(ハチイチハチ)
店番 818
預金種目 普通預金
口座番号 3763072

ご不明点ございましたらお気軽にご連絡くださいませ。


最後に

私は日本で育ち今も日本に住んでいます。会社を辞めてお店を始めたばかりで余裕はありません。

ですが、この問題に対し自分にもできることがあると思いました。

今は身の回りに黒人の友人がいない人も多いので自分事して捉えられない方も多いでしょう。

対岸の火事ではなくこれからの未来を考えたときにご自身にも関係のしてくる話だと思います。

国際化していく中で自分の子供が黒人と結婚し孫の肌が黒いかもしれない。

子供や孫が今後、外国に行ったときに差別を受けたりしない努力が報われるようにしたい。

たくさんの社会問題がありますができることからやってみましょう。

そして黒人の方々は今もひどい扱いを受けたり苦しい環境から抜け出せない人々が多くいます。

自分の感じ方を分析する、調べる、人と話し合う、SNSでシェアしてみる、寄付をする、買ってみる。

中にはどう思われるかなと勇気がいることもあると思います。勇気を出して一歩踏み出してもらいたいです。

5月末からずっとたくさんの方が協力してくださいました。

このプロジェクトのために動いてきて本当に賛同の声が嬉しく一人じゃないと思えました。

共感し支援していただけることで世界が変わっていくことに参加していただけたら幸いです。

自己紹介

今野歩

1991年生まれ

熊本県人吉市に生まれ6歳まで静岡県静岡市6歳から18歳まで滋賀県近江八幡市で育つ

幼少期ブラジルと日本の血を持つ幼馴染がいたり高校一年生で中国に交換留学をして多文化に興味関心を持ちもっといろんな国の人と話したい、行ってみたいと考える

古着屋をしたいという夢の勉強のため19歳で単身トロントへ

トロントで古着の卸の会社に勤めるが差別主義者に出会いショックを受け退社

日本に帰国後は自然のあるところに行きたいと思い

沖縄の西表島のホテルに勤務したり長野の白馬の山に籠る

2012年にボランティアで宮城県を訪れ今の夫に出会い2014年に結婚

2013年からアパレル企業に就職し店舗責任者や人事部とリクルーターを経験

2019年出産し育休に入り復帰を考えていたが、

2020年退職を決め5月自分のお店立ち上げる

社会問題や環境問題をお洋服や本を通して発信し気付きに繋がればと考え奮闘中



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