日本のヒュッゲ(hygge)
こんばんは。
少し前に流行ったヒュッゲ(hygge)というデンマーク語の単語。
他の言語ではヒュッゲにあたる意味の単語は存在していないため、例えば、日本語では「居心地の良い時間や空間」、「人と人との触れ合いから生まれる、温かく居心地の良い雰囲気」といった訳をあてるそうです。
世界一幸せな国と言われるデンマークらしい単語なのではないでしょうか。
寒い冬、暖炉の焚かれた暖かい部屋で、コーヒーを片手にゆっくり本を読んだり映画を観たり、好きな人達と過ごす。そんなイメージ。
ヒュッゲな暮らし、あこがれます。
ところで、日本人にとってのヒュッゲとはどのようなものだと思いますか?
北欧と日本では当然、気候も文化も人々の気質も全然違います。
北欧では、冬が寒くて長い。だからこそキャンドルや家具へのこだわりなど屋内で楽しく過ごす工夫が沢山見られますよね。
一方で日本は、もちろん冬は寒いですが出歩けないほどではないし三か月で終わります。
だからその分、季節の移ろいや自然との触れ合いを大切にしていく文化があるように思います。
古くからの日本庭園などを見ると、四季折々の自然を美しく見せる工夫が沢山ありますよね。
桜や桃の花、梅雨の雨、風鈴の音色、紅葉した木々や金木犀の香り、雪景色などなど。皆さんも四季折々の自然を楽しまれているのではないでしょうか。
もしかしたら、日本人にとってのヒュッゲってこういうことなのではないかな。と最近思っています。
自然との触れ合いを楽しむ心はいつまでも大切にしたいものですね。
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