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5-20イギリス編 長期滞在のディープな魅力 ベテランスペイン撮影コーディネーターのぶらり旅

7月1日 20日目 ケンブリッジ

ケンブリッジ滞在も今日が最後。
昨日カフェでスコーンを食べている人を見て、友人は以前毎日曜日の朝テニスから戻るMさんと友人のためにスコーンを作っていたのを懐かしがり、朝食用に作ると張り切っていた。しかし何故か失敗だった。そこでめげずにチャレンジするのが負けず嫌いなTさん。その後二度チャレンジして三度目は大成功。原因は粉の種類だった。10年のブランク、レシピを見る必要もないと思っていたが、2度目で手の感触が違うと、体が覚えていたそうだ。改めて料理本を見て原因判明。良かった。私は朝食を済ませたので、昼のデザートにする。

スコーン
真ん中で切ってジャムと生クリームで食べる

寝具を洗濯して、ベッドを片付け二階に掃除機をかける。きりの良いところでMさんを訪問。寝ていたが、名前を呼んだら目を開いてニッコリ。スコーンの話をしたら、うなづいて微笑んでいた。明日が87歳の誕生日なので、フクロウのカードをプレゼント。しばらく眺めて考えていたが、気に入った様子。窓際に飾る。Tさんのは彼が乗馬も好きだったので馬。
今日は時々言葉も言っていた。次は秋頃来ることを告げてお別れする。

シソのジェノベーゼ

帰って洗濯物を干し、昼食にシソのジェノベーゼをカッペリーニに和えて、ラタトゥユを温める。シソの味がまろやか。しかし塩気が足りないので、次回はアンチョビを入れて塩気と旨味を加えよう。

寝泊まりした部屋
スポーツ観戦はここで
Tさんコレクション

T さんが夕飯用に韓国のお稲荷さんを作ってくれる。飛行機は20:50マラガ着なので助かる。マラガ空港へは友人のCが迎えに来てくれるが、家に着くのは夜。
駅までバスで行こうとしたが、タクシーを呼んでくれた。スペイン式にハグのお別れをしてタクシーに乗る。すぐに着いたが、タクシー代は彼女が支払い済。駅で切符8,80£を買う。スタンステッド空港には予定通り到着。チェックインをしてセキュリティを通って、Gate表示を待っていたら、Ryanairからメッセージで、45分遅れ。早目に知らせてくれただけでもましだ。やれやれ。右ウィング一番奥の46番ゲートで待っていたら、今度は68番ゲートに変更だという。これは左ウィングのまたまた一番奥。混んでいるから移動も大変。
イギリスでは明後日からパイロットのストが予定されているので、まだ飛んで良かった、と思おう。空港はバカンスシーズン到来で人が多い。

スタンステッド空港は曇天

飛行機は45分遅れでマラガに到着したが、パスポートコントロールにはざっと見て千人近い人が待っていて、めまいがする。それなのにEU諸国以外はなんと二つしか窓口が開いていない。やれやれ。音楽を聴きながら15分ぐらい待ったら窓口がもう二つ開く。マラガ空港はスペインで第4番目に離発着の多い空港。新たにパスポートが読み取れる機械が30台ぐらい設置中だった。早く起動して欲しい。22:35パスポートコントロール終了。飛行機が着いてから調度一時間。やれやれ。
荷物を取って、Cと待ち合わせた駐車場へ。直ぐに合流し帰路へ。23時すぎに帰宅。

さよならケンブリッジ

今回は20日間のケンブリッジ滞在。80歳の友人のお手伝いをし、おいしいものを色々と食べて、毎日歩いて沢山の花を見て、久しぶりの再会もあり、観劇や美術展、新たな街を訪れることもできて、5月からの旅行記もさかのぼって書ききることができ、始めてnote.comへの投稿もできた、充実した日々でした。

次は今週の土曜日からポルトガル、スペイン(ガリシア地方、アストゥリアス地方、アラゴン地方、そしてそこから南下の3000kmのロードツアーが始まります。お楽しみに。


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